お知らせ

2017年01月26日

News

法人店頭証拠金取引に係る証拠金規制について

平素は、OANDA Japanをご利用頂き誠に有難うございます。

さて、昨今の為替市場の乱高下を背景に、FX取引における投資家リスクを低減すべく、法令(「金融商品取引業等に関する内閣府令」)の一部改正があり、本年2月27日(月)以降、法人のお客様に対し新たな証拠金規制が義務付けられることとなりました。この規制の導入により、通貨ペア毎に変動制の上限レバレッジが設定されるほか、有効証拠金が必要証拠金を下回った場合より厳格な対応が求められることになりました。

詳しくは、一般社団法人金融先物取引業協会のホームページに掲載の「店頭法人FX取引に係る証拠金規制」で確認いただけます。

上記法令の一部改正を受け、弊社におきましても平成29年2月27日付で以下の通りルール変更を行います。

▽法人レバレッジ
法人レバレッジに関しましては、過去の一定期間の相場リスクを基に、通貨ペア毎にレバレッジ上限が毎週変更されることとなります。弊社におきましては、従前より保守的なレバレッジを採用してきており、この規制導入に係る影響は限定的と想定しておりますが、算出されたレバレッジ上限が弊社のレバレッジを下回った場合には、弊社も引き下げを実施します。

▽マージンカット及びロスカット・ルール
マージンカットルール:従来fxTradeの個人のお客様に設定しておりましたマージンコール及びマージンカットを廃止します。

ロスカットルール: 個人及び法人全てのお客様に関し、有効証拠金が必要証拠金を下回ることとなった場合(証拠金維持率が100%以下となった場合)直ちにロスカット取引を実行します。サービス毎の詳細は以下の通りです。

fxTrade:個人及び法人全てのお客様に関し、証拠金清算割合(%)が50%以上となった場合、直ちにロスカット取引を実行します。
※証拠金清算割合(%)=必要証拠金×50%÷証拠金清算価値 (≒有効証拠金)

OANDA Japan FX:法人全てのお客様に関し、有効証拠金が必要証拠金を下回ることとなった場合(証拠金維持率が100%以下となった場合)直ちにロスカット取引を実行します。個人のお客様に変更はございません。

My外貨:個人及び法人全てのお客様に関し、有効証拠金が必要証拠金を下回ることとなった場合(証拠金維持率が100%以下となった場合)直ちにロスカット取引を実行します。

なお、fxTrade及びMy外貨に関しては全建玉を決済します。OANDA Japan FXでは証拠金維持率が100%を上回る水準に達するまで、損失の大きい建玉から順番に決済します。
平成29年2月27日以降、レバレッジ及びロスカットルールの変更により、市場動向に関係なく、お客様の資金およびポジション状況によって予期せぬロスカットが発生する可能性がございます。弊社におきましては、お客様に随時お知らせする予定でございますが、お客様におかれましても十分ご留意いただき、適宜口座を管理くださるようお願い申し上げます。

ご不明な点等ございましたら、OANDA Japanカスタマーサービスセンターまでご連絡ください。

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