昨日（2025年10月28日）のNYダウの振り返り
| NYダウ | US30(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 47,706.37 | 47,756.6 |
| 前日比 | +161.78(+0.34%) | +137.5(+0.29%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年10月28日（火）のNYダウは、前日比161.78ドル高（+0.34%）の47,706.37ドルで取引を終えました。
3営業日連続での最高値更新となりました。
米中通商協議の進展期待と、連邦公開市場委員会（FOMC）での利下げ確実視が追い風となり、ハイテク株を中心にリスク選好意欲が高まっています。
エヌビディア（NVDA）は米エネルギー省向けのスーパーコンピューター構築受注報道を受け買いが集まり、指数の上昇に貢献しました。
主要ハイテク企業の決算発表を控え、買い基調が意識されています。
個別銘柄を見ると、テック系が上昇した一方、消費関連やヘルスケアにやや調整が見られました。
エヌビディア（NVDA）、シスコ・システムズ（CSCO）、マイクロソフト（MSFT）、アマゾン・ドット・コム（AMZN）、シャーウィン・ウィリアムズ（SHW）などが上昇。
ウォルマート（WMT）、ジョンソン・エンド・ジョンソン（JNJ）、メルク（MRK）、マクドナルド（MCD）、スリーエム（MMM）などが下落しました。
全体としては、構成銘柄の約半数が上昇しています。
本日（2025年10月29日）US30のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年10月29日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上ヒゲの長い陽線を形成して、4営業日続伸となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
一時的に48,000ドル目前に迫り、史上最高値の更新が続きました。
目先は、48,000ドルを目指して上昇が続くか、いったん反落するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばからの上昇後、反落したものの始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
28日の2つの高値でダブルトップ形成の可能性があります。
目先は、ダブルトップ形成による下落が進むか、上昇が進み28日高値を超えるかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年10月29日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から軟調に推移し、小幅なマイナス圏での動きが続きました。
18時以降は上昇基調に転じ、深夜にかけて上げ幅を広げましたが、終盤に再び下落しています。
最終的に+0.29%で取引を終え、主要3指数の中ではUS100に次ぐ上昇率となりました。
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日（2025年10月29日）の主な米国経済指標
29日（水）23:00（米国）9月住宅販売保留指数（前年同月比）
29日（水）23:00（米国）9月住宅販売保留指数（前月比）
29日（水）27:00（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）、終了後政策金利発表
29日（水）27:30（米国）パウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長、定例記者会見
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OANDA Lab編集部
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