出来高価格分析の完全ガイド・FX/CFD中級者向け書籍

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出来高価格分析の完全ガイド
100年以上不変の「市場の内側」をトレードに生かす
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出来高・価格分析(VPA)とは?


出来高・価格分析(VPA)とは価格に加え出来高を使った分析を行う手法をいいます。FX市場では市場全体の出来高(取引量)のデータを取ることはできませんが、価格の更新回数(ティック数)を用いて出来高の替わりとして分析します。
出来高のデータに注目していると、通常の価格のみによる分析だけでは見えてこない、大きな市場参加者の動きが見えてくることがあるため、価格データのみを元に分析するよりも効果的に分析できる場合があります。


価格と出来高(ティック数)の関係に注目


価格変動幅と出来高の量の推移は基本的には連動する傾向があります。つまり、価格が大きく動くときは出来高も増加し、価格の動きが小さいときは出来高が低下する傾向があるということです。
しかし、この原則が崩れる場合があります。本書では基本的にそこに注目します。
例えば、価格が大きく動いているのに出来高が少ない、価格の動きが小さいのに出来高が多いといった場合です。このような場合には相場の流れが変わり始めている可能性があるため、注意が必要です。
特に大きなプレイヤーが大量のポジションの利益確定を始めるような場面では出来高が多いにも関わらずトレンド方向への価格の勢いが弱くなっているような動きになることがあり、その後、トレンド反転の可能性が高まります。


ローソク足と出来高を併せて分析する


通常のローソク足分析に出来高を加えて分析するとより精度の高い分析を行うことができます。 下のチャートはドル円の5分足チャートですが、上下で長めなヒゲをつけた足が出現したところで、出来高が比較的多いものに印をつけました。いずれもその後、相場の流れが変わっているのが確認できます。
いつもこのように綺麗に反転するというものではありませんが、単純にローソク足の形状だけで考えるよりも信頼度はアップしていると考えられます。


出来高価格分析の完全ガイド-ローソク足チャートと出来高を併せて分析した例


ボリューム・アット・プライス


通常の出来高分析というと時系列でどれだけの出来高があったかを分析するものですが、最近ではボリューム・アット・プライスという価格帯ごとの出来高を用いた分析も手軽にできるようになりました。
このデータを使うと、どの水準で出来高が多かったのかを確認することができ、将来のサポート、レジスタンス候補を探る場面で役立ちます。
このボリューム・アット・プライスは製品版のTrading Viewのチャートでは「出来高プロファイル」というインジケータ(プロ版以上のプランで使用可能)を用いると簡単に表示することができます。

出来高・価格分析の完全ガイド-Tradingviewの出来高プロファイルの例

出来高プロファイルに関してはこちらもご覧ください。


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