新版 魔術師たちの心理学・トレードで生計を立てる秘訣と心構え

新版 魔術師たちの心理学・トレードで生計を立てる秘訣と心構え

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新版 魔術師たちの心理学
トレードで生計を立てる秘訣と心構え

トレードで安定した収益を目指す方向け


この書籍はトレードで安定した収益を目指す方に参考にしていただきたい書籍です。

本のタイトルは「魔術師たちの心理学」というものですが、心理学的なものというよりもトレードに対する心構えや考え方を中心に書かれた書籍です。600ページ以上のボリュームでトレーディングシステム構築に必要なことを詳しく解説しています。

特に、トレードをする上で、売買のタイミングよりも重要といっても過言ではないリスクリターン比率やポジションサイジングなどの重要性について詳しく解説しています。

また、有名なトレーダーのセットアップの方法や利食いの方法、ストップ注文の方法なども紹介しており、トレーディングシステムを構築する上で、参考になる部分は多いと思います。


ストップ注文を置くということ


FXのトレードに関しての書籍やセミナーなどに行くと、「トレードにおける損失拡大を防ぐためにストップ注文を入れるようにしましょう」と習うことが多いと思います。

これは、1回の取引における損失額を一定の範囲内に抑えるための対策として、大事なことですが、本書でも紹介されている通り、ストップ注文を置くということには、もう一つの大事なことがあります。

それはそのトレードでどのくらいのリスクを取っているのかを把握することができるということです。

ストップ注文を置いたということは基本的にはストップ注文の水準に到達したら、損失が確定しトレードが終了します。つまり、この水準で決済した場合の損失額が、今回のトレードに置ける自分がとったリスクとなります。

この自分のとったリスクに対し、自分がどのくらいのリターンを狙うことができるかで、そのトレードのリスクリワード比率が見えてきます。

ストップを置かない、つまり、自分のとっているリスクを把握できないと、自分がこれから行うトレードのリターンが自分のとっているリスクに見合うものかを確認することができず、割の合わないトレードを繰り返し、口座資産を減らし続けてしまう可能性が出てきます。

自分が狙っているリターンが1や2に対し、リスクが10のようにリターンの比率が低い場合は安定した利益を上げるためには非常に高い勝率を維持しなければならないということは言うまでもありません。

本書を読めば、ストップ注文の重要性をよく理解しすることができると思います。


トレーディングシステム構築までの道のり


安定したトレーディングシステムを構築するということは、目標を設定からしっかりと行う必要があります。本書では、用意された質問に回答していけば、自分自身への理解が深まり、徐々に自分なりの目標が浮かび上がってくるようになっています。

目標が設定できたら、どのような概念を用いてトレードしていくかを考えます。トレンドフォロー、バンドトレーディング、ファンダメンタルズ分析、バリュートレーディングなど様々なタイプを事例を挙げて解説しており、どのようなトレードを行うことべきかをイメージすることができると思います。

この際、相場の大局観も重要になってきます。筆者をはじめ、著名な投資家はどのように大局観を見てきたかはこれからの相場感を探るのに参考になる面が多いと思います。

さらに、仕掛けのタイミングや決済のタイミングなどのほか、リスクリワード比率、取引するポジション量の調整(ポジションサイジング)などを考えていきます。

そして、そのシステムの検証を行い、改良を加ながら、トレーディングシステムの完成を目指していきます。

気が遠くなるような作業かもしれませんが、これらをしっかりと行うことで、安定した収益の狙えるトレーディングシステムの構築が近づいてくると思います。


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