2017年5月2日

種類豊富な企業向け為替データ

APIフィンテックニュースベストプラクティス告知

日次平均、期間指定、リアルタイムレート、ティックデータなど。

変化の大きい今日の環境下で、企業は事業運営、製品、財務報告その他に用いる為替レートの取得自動化を進めています。為替データに対するニーズは企業ごとに異なっており、通貨の種類だけでなく用途に合ったデータの種類に関するニーズも様々です。OANDAは各種のデータを提供し、あらゆる企業のニーズに応えます。

日次平均為替レート

このレートは特定の通貨について単一取引日中の変動を平均した値です。一日の取引全体を反映した平均値ですので、財務報告には最も適しています。会計・税務のプロフェッショナルや公認会計士は、このレートを財務報告、各種の会計・監査業務、期末に行う会計帳簿の突合に利用しています。また、一般に公正妥当と認められる会計原則(GAAP)は、ある種の報告について日次平均を使用するよう企業の会計・財務部門に求めています。そのほかに、日次平均より使用頻度は低くなりますが、週次、月次、四半期、年次の平均値もご用意しています。

リアルタイム為替レート

より細かい為替データを必要とする企業はリアルタイムレートを利用します。OANDAはリアルタイムレートを5秒おきに更新して利用者のコンピューティング環境に配信しています。リアルタイムレートの使用例はウェブサイトの各種機能やアプリでの利用など多岐にわたります。たとえば、旅行予約サイトではグローバルな価格提示や通貨換算のためにリアルタイムレートが必要です。また、金融関係のサイトは日中の為替レート変動の表示、通貨換算、チャート作成にリアルタイムレートを使用しています。

ティックデータ、為替注文板その他

さらに詳細な為替データが必要な企業は、ティックデータまたは注文板情報(OANDA Forex Order Book)を使用します。この情報は、秒単位で更新されます。この情報は一日に生じる何百万件もの価格推移を集積した巨大なデータ群であり、市場全体を詳細に把握するために利用されます。こうした詳細なデータを必要とするのは、最新の市場レートを使用して市場心理の把握、予想モデルの構築、ティッカー表示、クライアントに対する双方向的チャート機能の提供などを行う商品です。また、この種類のデータは、ヘッジファンドによる為替トレンド予想や金融関係企業による取引コスト分析など高度な金融・財務分析の用途にも利用されます。

OANDAを選ぶ理由

OANDAのExchange Rate APIは為替レート取得の自動化を目的としたものであり、主要ERPシステム、会計ソフトウェア、コンピューティング環境への導入が容易です。現在は多くの企業が為替データ取得の自動化を進めており、時間の節約、データの正確性の確保、人的エラーのリスクの最小化、グローバルな組織全体で使用するデータの統一のために有効利用されています。

上記すべての種類のデータについて、OANDAは正確性を最重視しています。当社は次のような独自性を活かして最高品質の為替レートをご提供します。

  • 為替市場の主要プレーヤーからリアルタイムでデータを取得
  • 同一データを多数の信頼できる提供者から入手
  • 各取引日におけるすべてのデータを集約
  • 時間加重平均価格(TWAP)を算出
  • 為替データをAPIで自動送信するほか、クラウドベースのHistorical Currency Converterで過去の為替レートを提供

OANDAのExchange Rates APIを利用すれば全世界が信頼するOANDA Rates®へのアクセスが可能です。これにより、200種の通貨と貴金属に関するデータ、38,000以上の通貨ペアに関する1990年以降のデータ、25の主要な中央銀行が公表する為替レートをご利用いただけます。

ご好評いただいているHistorical Currency Converterも併せてご利用ください。これはCSVファイルのダウンロードによりユーザーが手動でデータを取得できる便利なウェブアプリケーションです。

当社のデータについてはこちらからお問い合わせください