2018年6月22日

OANDAの為替レートAPIを主要ERPに統合する簡単な方法

ベストプラクティス

グローバルに事業を展開する企業が財務報告をするにあたって重要なことは、監査人から信頼を得られる確かな情報源から為替データを取得することです。為替レートの取得を自動化することにより、データ手入力の時間削減、入力エラーの防止、監査向けコンプライアンスへの対応が可能になります。

柔軟性の高いOANDAの為替レートAPIを導入すれば外為データの取得を容易に自動化できます。ただし、システムの統合に必要な手間をかける余裕がIT部門にないこともあるでしょう。当社は為替レート取得の自動化がお客様のビジネスにとって極めて重要だと考えており、お客様が完全な自動化を容易に実施できるように、統合ソリューションプロバイダ(iPaaS)、データアップロード会社、ERPシステム提供企業と提携しています。

データアップロード会社

OANDAはFXLoaderGCON4Briskenなどのデータアップロード会社と提携しています。各企業は、OANDAのAPIをお客様のシステムに導入して設定する作業を容易にするプラットフォームを提供しています。このようなプラットフォームを利用して当社のデータにアクセスすれば、正確な為替レートを継続的にシステムにインポートすることが可能です。ERPが定期的なメンテナンスやアップグレード中でもインポートが中断することはありません。

統合ソリューション(iPaaS)

APIプラットフォームが登場したことで、企業はシステムアップグレードの費用を抑えつつ最新の各種製品を利用できるようになりました。しかし、OANDAのデータを常に正しいフォーマットで取得するためには、社内インフラとの接続やアップデートの管理をする専門の人材が必要です。このような統合の負担を減らしてシームレスな管理を行えるように、サービスとしての統合プラットフォーム(iPaaS)を提供するDell Boomiなどの企業が登場しています。

ERPシステム

OANDAは、主要ERP提供企業と提携することでスムーズな統合を可能にしています。たとえば、提携先の一つであるMicrosoft Dynamics 365は、為替レートのアップロードをシームレスにするサービスを提供しています。MicrosoftのAppSourceサイトでOANDAのサブスクリプションにサインインして一意のAPIキーを取得し、それをMicrosoft Dynamics 365上で入力するという操作だけで、お客様のERPから当社の為替レートAPIにアクセスすることができます。また、為替データを顧客に提供するSage Intacctも当社提携先の一つです。

当社の提携先は、正確な為替データをシステムに統合する手段を金融、プロダクト、エンジニアリングのプロフェッショナルに提供しています。お客様のニーズに合った当社提携先はこちらのIntegration Matrixからお探しいただけます。

OANDA Rates®を統合するソリューションについて、詳しくは当社の為替エキスパートにお問い合わせください。Integration Matrixに掲載していない企業とお取引がある場合もご相談ください。OANDA Rates®へのアクセスをシームレスにするため、当社では常に新規提携先との提携を行っています。また、OANDAとの提携に関するご相談もお待ちしております。

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