android版MT4(メタトレーダー4)でIFO注文を発注する方法
android版MT4アプリでは、PC版と同じように、新規注文と同時に利益確定と損切りの二つの決済注文を一括で予約できるIFO(アイエフオー)注文の発注が可能です。
これはIFD注文とOCO注文の良いとこ取りをした便利な注文方法で、新規注文と同時に利益確定と損切りの二つの決済注文をまとめて予約できます。新規注文が成立した場合に初めて決済注文の予約が有効となり、どちらか一方の決済注文が成立すれば、もう一方はキャンセルされる仕組みです。
「価格が〇〇円になったら新規の注文を発注し、その後〇〇円になったら利益確定、〇〇円になったら損切りしたい」というような注文を出したい場合に使います。
IFO注文を発注する方法
IFO注文では、新規注文(指値もしくは逆指値注文)と、利益確定のための指値注文、損切りのための逆指値注文の三つの価格を指定します。ここでは例として、「ドル円が129.000円になったときに新規で1ロット売り、その後128.500円まで下落した場合に利益確定、129.500まで上昇した場合に損切り」するIFO注文の入れ方を説明します。
まずは新規注文画面を表示し、①で取引する通貨ペアを選択します。画面右上の「$」マークをタップすると通貨ペアの一覧が出るので、その中から取引したい通貨ペア名を選びましょう。ここではドル円を取引するので「USDJPY」をタップします。
次に、②のところをタップして注文方法を選択します。現在よりも高い価格を指定して売り注文を入れたいので、「Sell Limit」をタップします。
- ・Buy Limit(買い指値):現在よりも低い価格を指定して買う注文
- ・Sell Limit(売り指値):現在よりも高い価格を指定して売る注文
- ・Buy Stop(買い逆指値):現在よりも高い価格を指定して買う注文
- ・Sell Stop(売り逆指値):現在よりも低い価格を指定して売る注文
その下の③では取引数量を設定します。1ロットの売り注文を入れる場合は、ここを「1.00」とします。そして④で売りたい価格を指定します。129.000円まで上がったら売りたいので、「129.000」と入力します。
決済の価格に関しては、⑤のストップロスと⑥のテイクプロフィットの欄で指定します。
⑤は損切り価格を指定する場所で、今回は129.500円まで上昇したら損切りしたいので、ここを「129.500」とします。 一方、⑥では利益確定の価格を指定します。128.500円まで下落したら利益を確定したいので、「128.500」と入力します。最後に⑦の「発注」をタップすれば、IFO注文の発注完了です。
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