FXスキャルピング-ボブ・ボルマン・FX/CFD中級者〜上級者向け書籍

FXスキャルピング-ボブ・ボルマン・FX/CFD中級者〜上級者向け書籍

お勧めポイント
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FXスキャルピング
ティックチャートを駆使したプライスアクショントレード入門
FXスキャルピング

スキャルピングで安定した収支を目指す


この書籍はスキャルピングで安定した収支を生み出すことを目標とし、
・トレードをするための心構え、必要な準備
・トレード手法
・資金管理
について書かれており、読み応えのある一冊です。

中でもトレード手法に関してはページを多く割いており、
市場参加者の心理をティックチャートから読み取りながら、なぜ価格がそのように動くのかを紹介しています。
トレードで安定した収益を出し生計を立てるためには、
しっかりとトレード計画を立て、勝算のあるトレード手法を用い、資金管理をきちんと行うことが必須の条件と言われています。
この書籍を読めば一通りが揃います。


OANDAで70ティックチャートを表示


この書籍では価格の更新が70回行われたときに新たな足を形成していくティックチャートを使用しています。
OANDAの取引システムではMT4でこの70ティックチャートを表示することができます。
いずれも70ティック以外のティック数を試すこともできます。
※ただし、この書籍で紹介されているPips単位のティックではなく0.1Pips刻みのティックチャートです。

MT4版ティックチャートインジケーターの設定方法

①MT4版のティックチャートインジケーターをダウンロードし、インストールします。
ダウンロード、インストール方法についてはこちら

②ターミナルのインジケーターリストの中から、「TickChart」をダブルクリックするかチャート上にドラッグ&ドロップします。

③起動したら、設定を行います。

TickChart設定

主な設定項目は次の通りです。
ティック数:ティック数を指定します。70ティックの場合は70と入力します。
表示するバーの数:チャートに表示するバーの数を入力します。
移動平均:移動平均線を表示させる場合に表示を選択します。
価格線:価格のラインを表示させる場合に表示を選択します。
ティックカウンター:現在のティック数のカウントを表示させる場合に表示を選択します。
期間:移動平均線の算出期間を選択します。
計算式:移動平均線の種類を選択します。この書籍では期間20の指数移動平均線(EMA)を使用しています。
スタイル:移動平均線のスタイルを選択します。
線の幅:移動平均線の線の幅を選択します。

ティックチャート

※MT4用のティックチャートインジケーターはインジケーターを起動した時点から描画を始めるため、起動する前の値動きは表示されません。


この書籍で紹介されている仕掛けの例


この書籍では7種類のトレードの仕掛けのポイントを紹介しています。
ここで紹介されている通りトレードすれば絶対に勝てるというものではありませんが、短期トレーダーの心理を丁寧に説明しているため、
なぜ価格が動くかの本質を学ぶことができます。
肝となるのは均衡が崩れるタイミングを狙うということです。ブル(強気派)、ベア(弱気派)のどちらが勝つかをティックチャートの中から読み取っていきます。
他の時間軸のチャートでも相場心理に関しては共通するところも多いため、スキャルピング以外のトレードを行う方にも参考になると思います。
紹介されている仕掛けのポイントの概要を2つご紹介します。

ダブルの同時線ブレイク

この「ダブルの同時線ブレイク」はトレンドが発生しており、プルバック(押し目、戻り)が発生した局面で同時線が2つ以上連続で発生した場合にその同時線の高値、安値をトレンド方向に抜けてきたところを狙う手法です。

ダブルの同時線

トレンドの方向へのトレードを狙っている参加者は押し目、戻りができるのを待ち構えています。
利益確定や反転を狙った逆張りトレーダーの動きが一段落し、押し戻した場面で待ち構えていたトレンド方向へのトレードが勢いづくというのは想像しやすいと思います。

レンジブレイク

レンジブレイクに関してはご存知の方も多いと思いますが、ティックチャートを用いたスキャルピングにおいてもレンジは発生します。本書ではダマシを回避するために細かい値動きの中から強気派、弱気派の心理を考え、より精度を上げる方法を紹介しています。
レンジを抜ける前に強気派、弱気派の心が折れそうな状況が発生していないかに注目していきます。

レンジブレイク


衝動的なトレードを避ける


トレードを行う際に注意したいことの一つに「衝動的なトレード」というものがあります。
トレード計画にない衝動的なトレードをして失敗してしまったことのあるトレーダーは少なくないと思います。
本書でもこの「衝動的なドレード」を行うことのリスクがしっかりと書かれています。初心者の方はもちろん、中級者の方でもやってしまいがちな「衝動的なトレード」は行わないように習慣づけましょう。


資金管理


どのようなトレード手法においても重要といえるものに資金管理があります。
この書籍では、資金管理に関してトレードサイズを1回のトレードのリスクが2%になるように調整し、複利運用すれば、理論上、日々5pipsの利益を上げ続ければ1年以内に10倍になることを例に上げ、紹介しています。
本書でも理論上ということは強調していますが、実際にはそんなに簡単な話ではないということはトレードをしたことがある人であればわかると思います。
ドル円でストップまでの距離を10Pipsで2%のリスクをとる場合はレバレッジを最大限活用するような手法となってしまうため、本格的にトレード手法が確立できるまでは1%で考えるなどリスクをさらに抑えることをお勧めします。


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