世界一簡単なアルゴリズムトレードの構築方法 | FX/CFD中級者、上級者向け書籍

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世界一簡単なアルゴリズムトレードの構築方法
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世界一簡単なアルゴリズムトレードの構築方法

トレードシステムの構築に悩む方へ


この書籍は具体的なトレード手法を紹介するというものではなく、トレードシステムの作成、検証方法を中心に解説したものです。
トレードアイディアをどのように作り、検証していくかが具体的に説明されており、トレードロジックの構築に悩んでいる方には読み応えのある書籍であると思います。普通に考えると効果がありそうな検証が筆者によればそれほど効果がないというものもあり、過去に他の書籍等で検証方法を学んだ方にも参考になる面もありそうです。
先物市場や株式市場に関する記述が多いですが、為替相場でも十分に応用は効くと思います。

トレードシステムの構築までの流れ


実際のトレードシステムの構築の流れは下の図のようになります。
まずはトレードアイデアを考え、それを検証するためのデータ、検証プラットフォームを用意します。
その後、トレードの細かいルールを定義、プログラミングを行いテストを行います。
その結果に満足できない場合はルールの再定義、プログラミングを行います。
満足することができたら、次は前回のテストでは使っていないデータを用いアウトオブサンプルテストを行います。
その結果に満足できたら、実際のトレードを行います。
満足できない場合はそのトレードアイディアは失敗となり、再度、作り直しとなります。
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トレードロジックはシンプルなほうがいい


勝てるトレードシステムを作り上げようと考えた場合、複雑なトレードロジックを考えなければならないと思ってしまいがちですが、本書ではシンプルなトレードロジックを推奨しています。複雑すぎるトレードロジックのデメリットもしっかりと記述されており、シンプルなトレードロジックでも十分に機能するということを理解することができると思います。

検証に用いるデータ


どのくらいの期間のデータを用いて検証を行うべきかという点は非常に難しく、意見が分かれる一つのポイントだと思います。
この書籍では、データは多ければ多いほどよく、様々な相場に対応できるかどうかを見極める必要があるため、いくつかの期間に分けてテストし、データの一部を最後の検証のために取っておくなど、具体的な検証方法が丁寧に説明されています。

実際に作ってみる


書籍内でも筆者が最後に述べているように実際に自分のトレードアイデアを用い、トレードシステムを作り、検証して見るのが一番の勉強となると思います。ぼんやりと考えているトレードアイデアが過去の相場で本当に機能しているのかどうか、将来の相場で機能する可能性があるのかどうかを検証してみることは自動売買、裁量売買共に重要であると思います。

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