脳とトレード 「儲かる脳」の作り方と鍛え方・FX/CFD中級者向け書籍

脳とトレード 「儲かる脳」の作り方と鍛え方・FX/CFD中級者向け書籍

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脳とトレード
「儲かる脳」の作り方と鍛え方
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心理学を相場に応用


相場と対峙するのは結局は人間であり、その心の変化がトレードに影響するのは間違いないと思います。システムによるトレードも増えてはきていますが、そのプログラムを作成したり、どのトレードシステムを使うかの選択は人間が行います。

どのくらいのリスクに対し、どの程度のリターンを狙うのかを考える上で人間の脳がどのように決定していくかを掘り下げて考えてみると、人間が犯しやすいミスを排除できるようになるかもしれません。

本書では心理学の実験や過去の有名トレーダーの失敗例、成功例などの様々な事例を参考に基本的な人間の考え方、それを投資に置き換えた場合にどのような効果があるかを丁寧に解説しています。

失敗例などは多くのFXトレーダーも経験したことのあるのではと考えられるような事象も多く、参考になると思います。

例えば、FXのトレードを行なっている場合、連勝が続いているような場合に、多くの人が天狗になってしまい、普段よりもリスクを多く取ってしまい、積み上げた利益を吐き出してしまったり、逆に連敗が続く場合には失敗を恐れて躊躇してしまいチャンスを逃してしまう、または負けた分を取り戻そうと必要以上にトレードしてしまい、結局はさらに負けてしまうというような失敗は珍しくないと思います。

このような失敗に陥らないためにも、トレーダーの心理がどのように変化しやすいかを知り、対策を打つというのは効果的だと思います。


ギャンブル依存症に注意


トレードを続けているとギャンブル依存症に陥ってしまう方もいます。

余裕資金の範囲内で、普段のストレスを解消することを目的にFX取引をギャンブルとして行なっているのであれば、それはそれで一つの楽しみ方であると思いますが、お金を増やす目的でFXを行うのであれば、ギャンブル依存症に陥らないように注意しなくてはなりません。

ギャンブル依存症に陥ると、リスクを取り過ぎてしまい、口座の破産リスクが大幅にアップしてしまう場合があります。

本書では次のようなギャンブル依存症かどうかを判断するテストを紹介しています。当てはまることがある場合は注意が必要です。

【トレード依存症のチェックリストの一例】
・トレードのことで頭がいっぱいですか?(過去のトレードを思い出す、次の投機を計画する、トレードでお金を儲ける方法を考えるなどに夢中になる)

・興奮を求めるため、トレードの資金を増やしたり、ポジションを大きくしたりする必要があると思いますか?

・トレードをコントロールする、ポジションを小さくする、あるいはトレードをやめることに失敗したことはありますか?

・トレードで損を出したら、それを取り戻すためにトレードを再開することがよくありますか?


儲かる脳とは?


本書の第4部は「儲かる脳とは?」とし、トレーダーが相場と対峙する上で必要と考えられることがまとめられています。

この部分は特にFXトレーダーにもすぐに取り入れることができそうな対策が多数紹介されています。

簡単なものでは日誌をつけ、自分の感情の変化を探ってみたり、ストレスを和らげるためにような使い方をしてみるという手があります。

また、ストレスの解消やリラックス、精神状態を健全に保つための自分なりの方法を確立することも重要です。本書で紹介されているようなヨガやアロマテラピーも良いと思いますし、それ以外に自分にとって一番気持ちを落ち着かせることのできる方法を探してみるのも良さそうです。


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