トレードの教典 メンタル強化・チャート読解・損失管理

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トレードの教典
メンタル強化・チャート読解・損失管理

デイトレードの参考に


本書は米国の株式市場におけるデイトレーダー向けに書かれた書籍ではありますが、FX市場でも十分に応用の効く内容の書籍です。

リスク管理や取引のタイミング、テクニカル分析、トレード心理などはFX初心者の方にとっても参考になる部分が多いと思います。

しっかりと資金管理やテクニカル分析の基本を理解することで、負けにくいトレードスタイルを構築できるようになります。


リスク管理の重要性


本書では、一番最初にリスク管理の重要性についてページを割き、FXトレーダーにおいても犯しやすいミスが紹介されているほか、どのようにリスクを取るべきかを紹介しています。

本書で紹介されている2%ルールは相場では有名なルールですが、初心者の方でリスク管理をこれまであまり真剣に考えてこなかったという方には是非参考にしていただきたいルールです。

2%ルールを簡単に説明すると、「1回のトレードでのリスクを2%以内に抑える」というものです。

1回のトレードでとるリスクの調整は、取引数量、損切り水準の2つを調整してリスクをコントロールする方法が一般的です。


FX取引で、100万円の投資資金でトレードする場合の例を見てみましょう。


100万円の投資資金の2%以内ですので、1回のトレードにおけるリスク(損失)は2万円までに抑えるということです。


次に、取引数量または損切り水準のいずれかを定め、その水準から逆算して、損切り水準または取引数量を決定します。


ドル円で、取引数量を50,000通貨とし、損切り水準でリスクを調整する場合

40Pipsの損失で¥20,000の損失となります。

このらめ、損切り注文を現在の水準から40Pips以内の水準に設定します。


ドル円で損切り注文を50Pipsとし、取引数量でリスクを調整する場合

逆算すると、40,000通貨で50Pipsの損失で¥20,000の損失となります。

このため、取引数量を40000通貨以内で取引します。


このように取引数量または、損切り水準を調整することにより、1回のリスクを2%以内にコントロールすることができれば、1度のトレードで大きな損失が出る可能性が大幅に低下し、多少の連敗となっても取引を続けることが可能になります。

レバレッジをかけることができるFXではこのリスク管理の部分は特に重要です。


テクニカル分析


テクニカル分析についても王道のフォーメーション分析から代表的なオシレーター系のツールなどを実際の株式市場のデータに当てはめ、丁寧に説明しています。

基本的なテクニカル分析とはいえ、なぜ価格が動くのかを理解できると、どのような相場でも応用することができますので、初心者の方にはおすすめです。


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