フィボナッチトレーディング | FX/CFD初級者、中級者向け書籍
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フィボナッチトレーディング
時間と価格を味方につける方法
フィボナッチ初心者にもおすすめの一冊
本書は基本的なフィボナッチ・リトレースメント、エクステンション、プロジェクションの引き方などから、多くの画像を用いて丁寧に説明されています。これまでフィボナッチを用いていなかった初心者のトレーダーでも理解しやすい内容となっており、レジスタンス、サポートの予想、エントリーポインント、損切りポイントを考える上で参考になると思います。3つの基本的なフィボナッチライン
本書では主に次の3つのフィボナッチラインを用いて分析する方法を紹介しています。フィボナッチ・リトレースメント
フィボナッチのツールの中でも一番メジャーなラインの引き方です。高値と安値を起点に一つの波動に対して何%程度の反動をなるかを測定します。主に0.236、0.382、0.5、0.618、0.786などの水準が意識されます。
フィボナッチ・エクステンション
フィボナッチ・エクステンションはリトレースメントと同様に高値と安値の2点を起点にどの程度価格が動くかを測定するラインの引き方です。リトレースメントの場合、反動が1.0未満のラインであるのに対し、エクステンションは1.0以上に拡張する場合です。リトレースメントが大きな波動の戻りを測定するのに主に用いられるのに対し、エクステンションはトレンドに対する押し目や戻りの波動からどの程度次の波動が伸びるかを予測する場合に主に用いられます。
下の図のように1.0、1.272、1.618などが注目され、1.618を超えると2.618や3.618、4.236などが意識されます。
フィボナッチ・プロジェクション
フィボナッチプロジェクションは高値、安値と高値または安値の3点を起点に計測します。主に前回の波動に対してどのくらいの波動になるかを計測する場合に用いられます。クラスターに注目
本書では3つのラインが集中する場所をクラスターと呼び、レジスタンスやサポートの候補として注目しています。完全一致となる可能性はそれほど高くありませんが、一定の目安になり、この水準に注目してエントリーポイントを探っていくとストップ注文までの距離に対して大きな利益の狙うことができるようになります。価格の値幅だけでなく、時間にフィボナッチを当てはめる
フィボナッチ・リトレースメントで価格の反発の水準などを探るトレーダーは多く存在すると思いますが、時間(横軸)にフィボナッチを当てるトレーダーはあまり多くないと思います。本書ではフィボナッチ比率に時間軸を当てはめ相場の変化を探るという方法を紹介しています。必ず当たるというものではありませんが、相場の転換点を探る上で参考になりそうです。単純に一つの高値、安値を結び計測されたもので表示されるものがトレンドの転換点になっていたり、複数の高値、安値から導き出されるラインの重なる部分なども変化が生じやすい時間帯とされています。
実際にチャート上でラインを引きながら分析
本を読むだけでなく実際のチャート上で自分なりにフィボナッチラインを引いてみるとより理解が深まると思います。OANDAではWeb版fxTradeのTradingView社のほか、MT4上でも簡単にフィボナッチのラインを引くことができます。Trading Viewのチャートではフィボナッチ比率や線の色、表示の有無ラベルの表示内容等の調整を設定画面で自由に行うことができます。
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