TradingView(トレーディングビュー)の自慢の描画ツールをご紹介

TradingView(トレーディングビュー)の自慢の描画ツールをご紹介


TradinViewの描画ツールでできること


TradingView(トレーディングビュー)のチャートでは様々な種類の描画ツールを使うことができます。主な描画ツールは次の通りです。

アラートの設定も可能なトレンドライン

TradingViewのチャートでも当然、トレンドラインを引くことができます。
TradingViewのラインの色や太さ、種類を調整できるほか、延長の有無、角度の記載の有無など様々なアレンジを加えることができます。

TradingView-トレンドラインの設定

また、TradingViewのトレンドラインはそのラインに対してアラートを設定することもできます。
トレンドラインが割れるのを待っているような場面では、ラインを抜けることを条件にアラートを設定しておけば、チャートの前に張り付いていなくても相場の状況を把握することができ便利です。

設定方法はトレンドラインをダブルクリックし、トレンドラインの設定画面の「アラート」タブをクリックすると、設定画面に移行します。

上段で条件を設定した後にアラートの通知方法を選択するとアラートが設定されます。

TradingView-トレンドラインにアラートを設定

フィボナッチ、ギャン、ピッチフォーク

TradingViewでは10個のフィボナッチ系、4つのギャン系、5つのピッチフォーク系の描画ツールが装備されいます。

いずれもツール選択後、起点となる点をクリックしていくだけで簡単に描画できるほか、微調整も簡単にできる使いやすいツールです。

また、表示するラインの選択、線の種類、色の設定などもラインの設定画面から簡単に行うことができます。

TradingViewの描画ツール-フィボナッチ系等

エリオット波動やハーモニックパターンの分析にも

TradingViewの描画ツールはエリオット波動の波動カウントやハーモニックパターン用の描画ツールも充実しています。

エリオット波動

エリオット波動用の描画ツールはインパルス波動、トライアングル波動、トリプルコンボ波動、修正波、複合波用のツールが用意されています。波動の種類に併せて使い分けることができます。

また、プライマリーやインターミディエイト、マイナーなどの期間に併せて異なる記号を表記することができたり、色やラインの太さで変化をつけることができるため、エリオット波動分析を本格的に行っている方にも満足できる仕様になっています。

TradingViewの描画ツール-エリオット波動

ハーモニックパターン

ハーモニックパターン用の描画ツールはXABCDパターンやABCDパターンなどを引くためのツールが装備されています。
いずれも各起点でクリックしていくと描画することができます。また、比率も併せて表示されるため、パターンを判断するときに重宝します。

TradingViewの描画ツール-ハーモニックパターン

もちろん、単純な図形やテキストツールも豊富

そのほか、TradingViewでは、分析をより楽しくする図形やテキストツールも豊富に装備されています。

この描画ツールをうまく使えば、トレード記録をチャート上に残したり、チャートのキャプチャ画面をとるだけで手軽に行うことができるようになります。

TradingViewの描画ツール-トレード記録


嬉しい機能も充実


TradingViewではMT4などのプラットフォームでは無かった細かい便利な機能が多数あります。ライン等の描画に関しては、次のような機能が挙げられます。

間違った操作も修復可能

TradingViewのチャートでは描画ツールのやり直しができます。チャートのライン等を引いているときに、誤ってラインを消してしまったり、苦労して引いたラインの位置がズレてしまったという苦い経験をお持ちの方も少なくないと思います。

TradingViewのチャートではチャート上部のツールバーの戻るボタンを押すことにより、一つ前の状態に戻すことができます。

TradingViewの描画ツール-戻るボタン

描画のコピーも簡単

描画したラインや図形、コメントなどの複製も簡単です。描画ツールのほとんどが前回使用した設定で使うことができますが、過去に作成した設定と同じ設定のものを描画したいというような場合は複製したものを修正した方が、早い場合があります。

このような場合には描画物の上で右クリックし、「複製」を選択し、コピーされたものを修正して使うことができます。


まとめ


TradingViewのチャートでは様々な描画ツールを直感的に使うことができます。この描画の機能をしっかりと使いこなすことができれば、効率的な分析を行うことができるようになります。

色々な描画ツールを試し、自分の使いやすいものを見つけてみましょう。


TradingView(トレーディングビュー)で使用する情報は、全てTradingView(トレーディングビュー)社に帰属するものであり、当社は、その正確性、完全性を保証するものではありません。同サイトで使用する情報に基づいて行った取引によって発生したいかなる損害・損失について、当社は一切責任を負いかねますのでご了承下さい。最終的な投資判断についてはお客様ご自身でお願い致します。

ホーム » TradingView(トレーディングビュー)の自慢の描画ツールをご紹介