スポット
(26日終値)
ドル・円相場:1ドル=156.49円(前営業日比△0.46円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.39円(△0.94円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1593ドル(△0.0024ドル)
ダウ工業株30種平均:47427.12ドル(△314.67ドル)
ナスダック総合株価指数:23214.69(△189.10)
10年物米国債利回り:3.99%(横ばい)
WTI原油先物1月限:1バレル=58.65ドル(△0.70ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4202.3ドル(△25.0ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) 0.2% ▲5.2%
9月米耐久財受注額
(前月比) 0.5% 3.0%・改
輸送用機器を除く
(前月比) 0.6% 0.5%・改
前週分の米新規失業保険申請件数
21.6万件 22.2万件・改
11月米シカゴ購買部協会景気指数
36.3 43.8
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。前週分の米新規失業保険申請件数が21.6万件と予想の22.5万件より強い内容だったことが分かると全般ドル買いが先行。23時30分前に一時156.74円と日通し高値を更新した。
ただ、前日の高値156.98円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。11月米シカゴ購買部協会景気指数が36.3と予想の43.8を下回ったことも相場の重しとなった。
もっとも、NY午後に入ると徐々に値動きが鈍った。明日27日の米感謝祭の祝日を前に商いが細ると、156円台半ばでのもみ合いに転じた。
・ユーロドルは3日続伸。良好な米労働指標をきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.1547ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.1512ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米シカゴPMIの下振れも相場の支援材料となり、1時30分過ぎに一時1.1601ドルと日通し高値を更新した。
もっとも、NY市場に限れば大きな方向感は出なかった。市場では「米感謝祭ウィークに入り、すでに市場参加者が少なく流動性が低下。薄商いの中、方向感が出にくい面があった」との声が聞かれた。
・ユーロ円は反発。欧米株価の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善すると円売り・ユーロ買いが優勢となった。0時過ぎに一時181.46円まで上昇し、20日に付けたユーロ導入以来の高値182.01円に近付いた。
・代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは堅調だった。対ドルでは一時9万0399ドル前後まで上昇したほか、対円では1413万円台まで買われる場面があった。市場では「ビットコインを押し下げてきた強い売り圧力が和らぎつつあり、急落局面が終わりに近づいているとの期待が広がっている」との声が聞かれた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸。米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測が引き続き相場を下支えした。ただ、明日27日は感謝祭の祝日で休場となるほか、休み明けの28日は短縮取引となる。すでに休暇に入っている市場参加者が多く、買い一巡後は高値圏でもみ合いとなった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4日続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。この日発表の米経済指標が強弱入り混じる結果となったため、相場は方向感が出なかった。明日27日は感謝祭の祝日で休場となるほか、休み明けの28日は短縮取引となる。市場参加者が少なく、商いも低調だった。
・原油先物相場は小幅に反発。露・ウクライナ和平案の行方を見守る状態のなか、明日に米感謝祭を控えていることもあり動きにくかった。昨日の反落の揺り戻しで小幅に上昇。ドルの弱含みも、ドル建て原油相場の割安感を意識させ、下支えとなった。
・金先物相場は4日続伸。米長期金利の指標である10年債利回りは一時4.04%台へ上昇したものの結局4%割れへ押し戻された。金利が付かない資産である金の相対的な投資妙味を低める材料にならなかった。底堅い欧州通貨や持ち直したオセアニア通貨など主要通貨に対するドル弱含みも、ドル建て金相場の押し上げ要因に。14日以来の高値4209ドルまで一時上昇した。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=156.49円(前営業日比△0.46円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.39円(△0.94円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1593ドル(△0.0024ドル)
ダウ工業株30種平均:47427.12ドル(△314.67ドル)
ナスダック総合株価指数:23214.69(△189.10)
10年物米国債利回り:3.99%(横ばい)
WTI原油先物1月限:1バレル=58.65ドル(△0.70ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4202.3ドル(△25.0ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) 0.2% ▲5.2%
9月米耐久財受注額
(前月比) 0.5% 3.0%・改
輸送用機器を除く
(前月比) 0.6% 0.5%・改
前週分の米新規失業保険申請件数
21.6万件 22.2万件・改
11月米シカゴ購買部協会景気指数
36.3 43.8
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。前週分の米新規失業保険申請件数が21.6万件と予想の22.5万件より強い内容だったことが分かると全般ドル買いが先行。23時30分前に一時156.74円と日通し高値を更新した。
ただ、前日の高値156.98円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。11月米シカゴ購買部協会景気指数が36.3と予想の43.8を下回ったことも相場の重しとなった。
もっとも、NY午後に入ると徐々に値動きが鈍った。明日27日の米感謝祭の祝日を前に商いが細ると、156円台半ばでのもみ合いに転じた。
・ユーロドルは3日続伸。良好な米労働指標をきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.1547ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.1512ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米シカゴPMIの下振れも相場の支援材料となり、1時30分過ぎに一時1.1601ドルと日通し高値を更新した。
もっとも、NY市場に限れば大きな方向感は出なかった。市場では「米感謝祭ウィークに入り、すでに市場参加者が少なく流動性が低下。薄商いの中、方向感が出にくい面があった」との声が聞かれた。
・ユーロ円は反発。欧米株価の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善すると円売り・ユーロ買いが優勢となった。0時過ぎに一時181.46円まで上昇し、20日に付けたユーロ導入以来の高値182.01円に近付いた。
・代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは堅調だった。対ドルでは一時9万0399ドル前後まで上昇したほか、対円では1413万円台まで買われる場面があった。市場では「ビットコインを押し下げてきた強い売り圧力が和らぎつつあり、急落局面が終わりに近づいているとの期待が広がっている」との声が聞かれた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸。米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測が引き続き相場を下支えした。ただ、明日27日は感謝祭の祝日で休場となるほか、休み明けの28日は短縮取引となる。すでに休暇に入っている市場参加者が多く、買い一巡後は高値圏でもみ合いとなった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4日続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。この日発表の米経済指標が強弱入り混じる結果となったため、相場は方向感が出なかった。明日27日は感謝祭の祝日で休場となるほか、休み明けの28日は短縮取引となる。市場参加者が少なく、商いも低調だった。
・原油先物相場は小幅に反発。露・ウクライナ和平案の行方を見守る状態のなか、明日に米感謝祭を控えていることもあり動きにくかった。昨日の反落の揺り戻しで小幅に上昇。ドルの弱含みも、ドル建て原油相場の割安感を意識させ、下支えとなった。
・金先物相場は4日続伸。米長期金利の指標である10年債利回りは一時4.04%台へ上昇したものの結局4%割れへ押し戻された。金利が付かない資産である金の相対的な投資妙味を低める材料にならなかった。底堅い欧州通貨や持ち直したオセアニア通貨など主要通貨に対するドル弱含みも、ドル建て金相場の押し上げ要因に。14日以来の高値4209ドルまで一時上昇した。
(中村)
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DZH Finacial Research
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