ボクシングデー
ボクシングデーとは、英国など英連邦諸国で祝日となる12月26日のことで、ロンドン金融市場が休場する日としてFXでも重要視されます。
教会が寄付箱(Box)を開け、困窮者へ施しを分配した日が名前の由来とされます。
ボクシングデーにはロンドン勢が不在のため、取引量が大きく減少する傾向があります。
また、欧州系の金融機関の多くが休暇に入ることから、流動性が低下します。
特にポンド関連の主要通貨ペアの値動きが弱まり、スプレッドが広がりやすく、アジア時間からNY時間の値動きが平常時より限定的になる傾向があります。
参加者の薄さから一時的に急騰・急落が発生する可能性が高く、指標発表が少ない時期のため通常より材料難になりやすい点も特徴です。
関連用語に、英国・米国・欧州の主要市場が休場となる12月25日の「クリスマス休暇」、 12月下旬〜1月初旬にかけての、世界的に参加者が減少する「年末年始相場」などがあります。