東京マーケットダイジェスト・25日 円下値堅い・株上値重い

市場概況
(25日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=134.19円(前営業日NY終値比△▲円)
ユーロ円:1ユーロ=148.26円(△▲円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1049ドル(△▲ドル)
日経平均株価:28620.07円(前営業日比△26.55円)
東証株価指数(TOPIX):2042.15(△4.81)
債券先物6月物:147.74円(▲0.03円)
新発10年物国債利回り:0.475%(△0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00100%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)        <発表値>  <前回発表値>
3月企業向けサービス価格指数(前年比) 1.6%     1.7%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は方向感がない。ファーストリパブリック銀行が決算発表で預金額の大幅減少を明らかにしたことで、米長期金利が昨日引けにかけて低下。時間外で同社株が17%超急落したこともあり、リスクオフの動きから売りが先行すると一時133.98円まで値を下げた。ただ、本日は5・10日(ゴトー日)とあって本邦実需勢から買いが観測されると134.42円まで反発。一方、香港・上海株が軟調に推移すると再びクロス円の上値が重くなり、ドル円も134.10円台まで押し戻された。

・ユーロ円は伸び悩み。午前は堅調に推移し、一時148.62円と2014年12月以来の高値を付けたが、一巡後は上値の重い株価動向を眺めながら148円台前半まで上げ幅を縮めた。 

・ユーロドルも伸び悩み。総じてユーロ円につれる動きとなり、一時1.1067ドルまで上昇したものの、年初来高値である14日高値の1.1076ドルが目先のレジスタンスとして意識されると1.1040ドル台まで上値を切り下げた。

・日経平均株価は続伸。好調な決算を発表した銘柄が買われたほか、値嵩株の半導体関連株が上昇した影響もあり、指数は前場に一時210円超上昇した。ただ、一巡後は利益確定売りが優勢に。上海株など主要アジア株が下落したことも投資家心理を冷やし、午後にはほぼ上げ幅を消した。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反発。日銀の金融政策決定会合を週末に控えるなかで持ち高調整の売りが散見され、一時147.63円まで値を下げた。
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