東京外国為替市場概況・17時 ドル円 伸び悩む

市場概況
 25日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩む。17時時点では134.15円と15時時点(134.19円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。欧州勢参入後にややドル買いが優勢となり、一時134.47円まで高値を更新したが、時間外米長期金利の低下幅拡大の動きも重しに134.05円近辺に押し戻された。神経質な動きも134円前半で上下し、方向感は乏しい。

 ユーロドルは小幅安。17時時点では1.1032ドルと15時時点(1.1049ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。小動きながら全般ドル買いが優勢となり、1.1025ドルまで下値を広げた。ビルロワドガロー仏中銀総裁の「インフレは今がピークの公算」「インフレ率は、2024年末には2%程度まで低下する見通し」との発言も上値を圧迫した。

 ユーロ円は売り優勢。17時時点では148.00円と15時時点(148.26円)と比べて26銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が伸び悩むなか、ユーロドルの下げにつられ、148.62円まで2014年12月以来の高値を更新したユーロ円は147.80円まで調整の売りに押された。欧米株価指数のさえない動きも重しとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.98円 - 134.47円
ユーロドル:1.1025ドル - 1.1067ドル
ユーロ円:147.80円 - 148.62円
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