市場概況
小幅に6日続落、方向感乏しく IT関連に売り
26日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら6営業日続落。終値は前日比0.02%安の3264.10ポイントだった。深セン成分指数は0.33%高の11185.68ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆1222億2100万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しく、前日終値を挟んだ一進一退の展開となった。米中対立の激化に対する懸念に加え、中国共産党が週内に開く中央政治局会議で積極的な景気浮揚措置が打ち出されるとの期待が後退するなか、前場はおおむねマイナス圏でもみ合った。ただ、値ごろ感の出た銘柄を買い戻す動きや、業績を手掛かりとした個別物色が相場を支え、後場はプラス圏に浮上したものの、大引け前に再びマイナス圏に沈んだ。
セクター別では、半導体、ソフトウエア開発、インターネットサービス、通信が安い。半面、バッテリー素材が全面高となったほか、太陽光・風力発電設備、バッテリーなどが買われた。
A株市場では、IT設備・電子機器メーカーの曙光信息産業(603019)や富士康工業互聯網(601138)、武漢光迅科技(002281)、ITサービス事業者の紫光(000938)がストップ安。インフラ建設大手の中国鉄建(601186)、中国中鉄(601390)、中国交通建設(601800)もそろって売られた。半面、2023年1-3月期決算で純損益が黒字に転換したバスメーカーの鄭州宇通客車(600066)と自動車部品メーカーの寧波均勝電子(600699)がストップ高を付けた。
上海B株指数は0.31%高の292.31ポイント、深センB株指数は1.02%高の1167.59ポイント。
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26日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら6営業日続落。終値は前日比0.02%安の3264.10ポイントだった。深セン成分指数は0.33%高の11185.68ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆1222億2100万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しく、前日終値を挟んだ一進一退の展開となった。米中対立の激化に対する懸念に加え、中国共産党が週内に開く中央政治局会議で積極的な景気浮揚措置が打ち出されるとの期待が後退するなか、前場はおおむねマイナス圏でもみ合った。ただ、値ごろ感の出た銘柄を買い戻す動きや、業績を手掛かりとした個別物色が相場を支え、後場はプラス圏に浮上したものの、大引け前に再びマイナス圏に沈んだ。
セクター別では、半導体、ソフトウエア開発、インターネットサービス、通信が安い。半面、バッテリー素材が全面高となったほか、太陽光・風力発電設備、バッテリーなどが買われた。
A株市場では、IT設備・電子機器メーカーの曙光信息産業(603019)や富士康工業互聯網(601138)、武漢光迅科技(002281)、ITサービス事業者の紫光(000938)がストップ安。インフラ建設大手の中国鉄建(601186)、中国中鉄(601390)、中国交通建設(601800)もそろって売られた。半面、2023年1-3月期決算で純損益が黒字に転換したバスメーカーの鄭州宇通客車(600066)と自動車部品メーカーの寧波均勝電子(600699)がストップ高を付けた。
上海B株指数は0.31%高の292.31ポイント、深センB株指数は1.02%高の1167.59ポイント。