東京外国為替市場概況・17時 ドル円、買い一服

市場概況
 1日午後の東京外国為替市場でドル円は買い一服。17時時点では136.72円と15時時点(136.91円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。15時半過ぎに136.98円まで上値を広げたが、137.00円に観測される売りオーダーを前に買いは一服となった。一時、136.69円前後まで戻す場面もあった。
 なお、米連邦預金保険公社(FDIC)が、JPモルガン・チェースによるファーストリパブリック銀行(FRC)の応札を受け入れたと報じられたが、米株先物・債券先物等の動きは鈍かった。

 ユーロドルは小幅安。17時時点では1.1003ドルと15時時点(1.1005ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル買いに連れて1.0995ドルまで小幅にユーロ売り・ドル買いに動いた。その後も日通し安値に近い水準で取引されている。もっとも、本日はメーデーで多くの欧州市場が休場ということもあり、下押しも限られている。
 なお、豪ドル/ドルが0.6645ドルまで、NZドル/ドルが0.6190ドルまで強含んだ。

 ユーロ円は上値が重い。17時時点では150.48円と15時時点(150.72円)と比べて24銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の買いが一服となる中で、ユーロドルが小幅安となっていることで、ユーロ円は上値が重く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.14円 - 136.98円
ユーロドル:1.0995ドル - 1.1042ドル
ユーロ円:150.03円 - 150.85円
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 東京外国為替市場概況・17時 ドル円、買い一服