東京外国為替市場概況・10時 ドル円、方向感ない

市場概況
 2日の東京外国為替市場でドル円は方向感がない。10時時点では137.42円とニューヨーク市場の終値(137.50円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。8時30分過ぎに一時137.58円と昨日高値の137.54円を上抜けたが、時間外の米2・10年債利回りがやや低下してスタートすると、利食い売りが持ち込まれ137.30円まで下押しした。一方、東京仲値にかけては買いが入るなど下値は限られた。

 ユーロ円は底堅い。10時時点では150.92円とニューヨーク市場の終値(150.96円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が伸び悩んだタイミングで150.74円まで下げたが、日欧金融政策の方向性の違いが明確な状況のなか、一巡後は押し目買いが優勢となり一時151.01円と2008年9月以来の高値を付けた。

 ユーロドルは10時時点では1.0979ドルとニューヨーク市場の終値(1.0976ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.30円 - 137.58円
ユーロドル:1.0967ドル - 1.0983ドル
ユーロ円:150.74円 - 151.01円
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