今日の株式見通し=しっかりか 政治の面でも日本株の買い安心感が高まる

市場見通し
 東京市場はしっかりか。先週末の米国株は下落。ダウ平均は109ドル安の33426ドルで取引を終えた。上昇する場面もあったが、債務上限問題の交渉難航が伝わったことで売りが優勢となった。ドル円は足元137円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて45円安の30855円、ドル建てが25円安の30875円で取引を終えた。

 米国株は下落したが改めての悪材料が出てきたわけではなく、米国固有の債務上限問題に振り回されている状況。今の日本株は良い意味で米国株離れができており、CME225先物は下落スタートを示唆していない。広島で開催されたG7サミットは、参加国の結束を確認でき、ウクライナのゼレンスキー大統領も来日するなど世界的に大きな注目を集める会合となった。岸田首相の支持率上昇が期待できる中、早期の衆議院解散を指摘する声もある。海外投資家から見れば、日本に投資することへの安心感が一段と高まっている。日経平均は上昇続きで高値警戒感はくすぶるものの、売りづらさが意識されて米国株安に一定の耐性を示し、現状株価近辺で落ち着いた動きが続くと予想する。
日経平均の予想レンジは30650円-30950円

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