昨日(2023年7月25日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):35437.5(-5.5)<-0.02%>
US100(米国100株価指数):15624.6(+153.0)<+0.99%>
US500(米国500株価指数):4580.5(+19.0)<+0.42%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
7月25日に予定されていたハイテク株の決算への期待により、米国株は上昇トレンドを維持しました。
US30、US500は小幅ながら高値を更新、US100は押し目をつけて反発したような形になりました。
マイクロソフトは1.7%の上昇、アルファベット(グーグル)は0.6%の上昇となりました。
7月25日の取引時間終了後に予定されていた4~6月期決算への期待から、株価を押し上げる形となりました。
なお決算では、どちらも増収増益となり、市場の期待に応える結果となりました。
また、ハイテク以外の銘柄も、割安感から買われる傾向にあります。
スリーエム(3M)の4~6月期決算は赤字転落だったものの、通期の業績予想を引き上げたことが評価され、5.3%の上昇となりました。
それ以外だと、ゼネラル・エレクトリック(GE)が6.3%上昇しました。
これは、通期の調整後利益見通しの引き上げが評価されたことによるものです。
一方でゼネラル・モーターズ(GM)は、第2四半期決算において、主要な市場である北米の調整後税引き前利益が前四半期から減少したことを受けて、3.5%の下降となりました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年7月26日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月26日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は十字線の形となり、高値圏でほぼ実体部がなく、ヒゲが上下に伸びる形でトレンドの一時的な停滞を表しました。
なお、上ヒゲの先にフィボナッチが引き直されています。
平均足は陽連中で、その上にローソク足が並ぶ位置関係なので、大局は上昇トレンドと考えられます。
<1時間足チャート分析>
中期のレジスタンスラインを一度は上抜けしましたが、反落して再度下抜けしている状態です。
平均足の色は陽線であるものの、ローソク足がそれを下抜けしており、明確なトレンドが出ているとは言いづらい状況です。
現在価格の上下に中期のレジスタンスライン、サポートラインがあるため、どちらにトライしていくかに注目が集まります。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年7月26日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月26日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ほとんどヒゲがない大陽線に近い形で前日は引けました。
この上昇で、平均足のヒゲの中に潜り込んでいたローソク足は再びその上に位置することになり、平均足の色が陽線続きであることからも、上昇の流れが明確になったと考えることができます。
<1時間足チャート分析>
一時的に平均足の陰陽が入り交じっていた状態から上昇が始まり、中期のレジスタンスを上抜けしました。
平均足は完全に陽線転換し、その上をローソク足が推移する展開であり、直近の流れは上昇トレンドと解釈できます。
このまま上昇に向かうのか、一度は突破したレジスタンスラインまで押し目を作るかといった、いくつかのシナリオが考えられます。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年7月26日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月26日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日は、直近の高値を更新後に少し押し戻されたところで取引を終えました。
平均足はずっと陽線が続き、それよりも高い水準でローソク足が展開しているため、大局は上昇トレンドと考えられます。
平均足から乖離した状態が続いているので、押し目を作る展開に警戒が必要そうです。
<1時間足チャート分析>
短期、中期のレジスタンスラインを上に突き抜けた後、長期のレジスタンスラインで上昇が阻まれた状況です。
一度はこのラインを上に抜けるものの、長く上ヒゲを伸ばして戻り、現在は同ライン付近を推移しています。
この長期レジスタンスラインに対してまたトライするか、反落するかがポイントになりそうです。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年7月26日7時55分のもの)
世界の株価指数の週間騰落率ランキングです。
1位はCHINA50、2位はHK50と、中華圏の株価指数が続く状況にあって、米国株価指数は3位にUS500、5位にUS2000、6位にUS100、7位にUS30がランクインしています。
世界的に株高傾向にあるといえます。
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OANDA Lab編集部
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