香港株サマリー(19日)

市場概況
 3日ぶり大幅反落、250日移動平均線割れ 米株安が重荷

 19日の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに大幅反落。終値は前日比2.03%安の17417.68ポイントだった。中国企業指数は2.25%安の6165.04ポイント。メインボードの売買代金は概算で1020億HKドル。

 ハンセン指数は安く寄り付き、前場にほぼ一本調子で下げ幅を拡大。相場の強気と弱気の分かれ目となる250日移動平均線(大引け時点で17480.28ポイント)を割り込むと下げ渋ったものの、終値は4月25日以来およそ3カ月ぶりの安値圏だった。前日の米株式市場で主要3指数が下落し、米長期金利が上昇したことから幅広いセクターが売りに押された。中国共産党の重要会議である第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が18日に閉幕し、材料出尽くし感も広がったもよう。

 ハンセン指数構成銘柄では、不動産株の華潤置地(01109)、華潤万象生活(01209)、龍湖集団(00960)、中国海外発展(00688)がそろって大幅に下落。アルミメーカーの中国宏橋(01378)、石油大手のペトロチャイナ(00857)とCNOOC(00883)は反落した。食品・飲料株の農夫山泉(09633)と中国蒙牛乳業(02319)も売られた。一方、半導体ファウンドリーのSMIC(00981)が逆行高。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.12%安の3536.54ポイントと続落。オンライン旅行会社の同程旅行(00780) とトリップ・ドットコム(09961)、ライブコマースの東方甄選(01797)の下げがきつい。半面、半導体ファウンドリーの華虹半導体(01347)が大幅に続伸した。


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