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岡山市の両備グループは25日、バスやタクシー、トラック事業を展開するグループ企業13社の合同で、来年10月までに200人の乗務員を採用するプロジェクトの第2弾を始めたと発表した。昨夏から1年かけて第1弾を実施し、216人を雇用した。将来の人手を確保するため、大規模な追加募集に踏み切る。特に若手と女性の採用に重点を置く方針だ。
両備グループによると、今年10月末時点のバス、タクシー、トラック、電車、フェリーを合わせた乗務員のうち50代以上が65%を占める。女性は全体の4%にとどまる。2030年ごろまでに40代以下が65%になるよう若返りを図り、女性比率は中長期的に20%まで引き上げる目標を示した。
両備グループトランスポーテーション&トラベル部門の大上真司副部門長は岡山市で開いた記者会見で「向こう100年続く運輸交通サービスの基盤をつくり、安全で暮らしやすい地域を広げたい」と話した。
両備グループは新型コロナウイルス禍で減った乗務員を補うため、トラック運転手らの給与を2年連続で5%以上引き上げた。
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