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【台北共同】シャープの戴正呉元会長が、在任中の報酬が適切に支払われていないとして、親会社の台湾の鴻海精密工業と同社創業者の郭台銘氏を相手に総額10億台湾元(約47億6千万円)超を求める訴えを先月、台湾北部の新北地方法院(地裁)に起こしたことが分かった。台湾メディアが20日伝えた。
鴻海出身の戴氏は郭氏のかつての腹心で、鴻海の傘下に入った2016年にシャープの社長に就いた。液晶事業への過剰投資などで傾いた経営再建に取り組み、会長も務めた。
鴻海は「全ては法律に基づき処理する」とのコメントを発表した。シャープは「コメントする立場にない」としている。
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