【独自】広告返金交渉、契約終了の動き

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 フジテレビのCMを差し替える動きが相次いでいる問題で、一部の企業が差し替えに伴う広告料金の返還交渉や、広告契約期間の前倒し終了を検討していることが22日、分かった。フジテレビ系列の地方局にもCM差し替えが波及していることも判明した。フジテレビや親会社のフジ・メディア・ホールディングス(HD)、系列局の業績への懸念が強まりそうだ。

 タレントの中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビ社員が関与したとの報道を受け、企業側の不信は当面収まりそうもない。同局のニュース番組によると、20日までにCMを見合わせた企業は75社に達した。

 フジテレビはトラブル調査のため独立性が担保される第三者委員会を設ける方針で、同局とフジ・メディアHDは23日に臨時取締役会を開催し、決議する見込み。

 ACジャパンの公共広告に差し替わった広告枠は契約済みのため、原則として出稿費用は返還されない。ただ一部企業から「返還を交渉したい」との声が上がっている。ホンダやSUBARUなどはフジ系列局のCMも差し替えを決めた。


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