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経団連の十倉雅和会長は25日の定例記者会見で、経済界の代表団として訪中したことに関し「建設的で安定的な日中関係をつくるために意見交換できた」と意義を強調した。ただ外資企業の安全なビジネス環境の整備を求めたことなどでは「必ずしも満足いく答えばかりではなかった」と振り返り、経済交流の推進に課題を残した形だ。
代表団は今月、北京で何立峰副首相や王文濤商務相と会談し、レアメタル(希少金属)などの輸出規制の自制を要請した。中国側は「輸出管理であって禁止ではない。安全保障上問題なければ輸出する。迷惑はかけない」と答えたという。十倉氏は「非常にまじめな受け答えをしてくれた」と評価した。
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