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【ニューヨーク共同】米半導体大手エヌビディアは18日、西部カリフォルニア州サンノゼで開いた開発者会議で、生成AI向けの新型半導体「ブラックウェル」の上位モデルを2025年後半に投入すると発表した。AIの処理性能を従来の1・5倍程度に高めたのが特徴。次世代モデルを26年以降に展開する方針も明らかにし、製品性能を高め成長への布石を打つ構えだ。
エヌビディアの主力製品は、大量の計算を同時に実行できる画像処理装置。生成AIの学習や推論の処理に使われ、AIブームにも乗って市場で優位性を保っている。新型製品の投入で、競争力を維持できるかどうかが焦点となる。
ジェンスン・フアンCEOはブラックウェルの上位モデルについて声明で「推論を簡単に効率的に行うことができる」と進化を強調した。米自動車大手GMとの提携を拡大し、次世代車開発などの分野で連携していく方針も明らかにした。
エヌビディアは24年11月~25年1月期決算で純利益、売上高がいずれも過去最高を更新するなど、AI向けの底堅い需要に支えられて業績拡大が続いている。
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