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中日本高速道路は2日、東名高速道路などで4月に起きた自動料金収受システム(ETC)障害時の利用者に対する料金請求をやめると発表した。既に支払った利用者には、ETCマイレージサービスなどを通じ還元する。縄田正社長は記者会見で「混乱を招いてしまったことへのおわびとお客さまの不公平感の解消を含め、総合的に判断した」と説明した。
当日精算できなかった利用者にはサイトを通じて後払い手続きをするよう呼びかけてきたが、方針を一転させた。サイトでの受け付けは停止した。
ETCのクレジットカードなどで支払いをしたETCマイレージサービスの会員には7月から順次、同額のポイントを付与する。現金や通常のクレジットカードで支払った利用者にはウェブ申請を求めており、情報確認後、3カ月以内にクオカードを届ける。
障害は4月6日未明に発生。東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重の計8都県で最大17路線106カ所のETCが利用できなくなった。障害の原因はシステムの改修で起きたデータの破損だったとしている。
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