スポット
(3日終値)
ドル・円相場:1ドル=144.93円(前営業日比△1.27円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=170.39円(△0.90円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1757ドル(▲0.0042ドル)
ダウ工業株30種平均:44828.53ドル(△344.11ドル)
ナスダック総合株価指数:20601.10(△207.97)
10年物米国債利回り:4.34%(△0.06%)
WTI原油先物8月限:1バレル=67.00ドル(▲0.45ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=3342.9ドル(▲16.8ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
5月米貿易収支
715億ドルの赤字 603億ドルの赤字・改
6月米雇用統計
失業率 4.1% 4.2%
非農業部門雇用者数変化
14.7万人 14.4万人・改
平均時給
(前月比) 0.2% 0.4%
(前年比) 3.7% 3.8%・改
前週分の米新規失業保険申請件数
23.3万件 23.7万件・改
6月米サービス部門PMI改定値
52.9 53.1
6月米総合PMI改定値
52.9 52.8
6月米ISM非製造業指数
50.8 49.9
5月米製造業新規受注
(前月比) 8.2% ▲3.9%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続伸。米労働省が発表した6月米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比14.7万人増と予想の11.0万人増を上回り、失業率は4.1%と予想の4.3%より強い内容となった。米労働市場の減速に対する懸念が後退すると、米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが先行。22時前に一時145.23円と日通し高値を更新した。
買いが一巡すると144.61円付近まで下押しする場面もあったが、23時発表の6月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数が50.8と予想の50.6をやや上回ると再び強含んだ。
なお、市場では「前日に発表された6月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が3.3万人減と予想の9.5万人増を大幅に下回ったことで、雇用統計の下振れが懸念されていたが、良好な結果を受けて投資家の間で買い安心感が広がった」との声が聞かれた。
・ユーロドルは続落。良好な米雇用統計をきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.1718ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。欧米株価の上昇を背景にリスク・オンのユーロ買い・ドル売りが入ると、23時過ぎに1.1790ドル付近まで持ち直した。ただ、米ISM非製造業指数が予想を上回ると再び上値が重くなった。
なお、ベッセント米財務長官は「実質金利は現時点で非常に高い」「7月の利下げがなければ、9月により大幅な利下げの可能性もあるだろう」と述べたほか、最近のドル安について「ドルの価値は強いドル政策と何ら関係ない」「強いドル政策というのは、ドルが世界の準備通貨であり続けるために米国が長期的に必要な行動を十分に取っているかどうかが鍵を握る」との考えを示した。
・ユーロ円は続伸。米国株高を背景に投資家のリスク志向が改善すると円売り・ユーロ買いが優勢となった。23時過ぎに一時170.61円と昨年7月以来約1年ぶりの高値を更新した。
ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時198.10円、豪ドル円は95.37円、NZドル円は88.05円、カナダドル円は107.03円、スイスフラン円は182.46円、メキシコペソ円は7.79円まで値を上げた。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=144.93円(前営業日比△1.27円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=170.39円(△0.90円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1757ドル(▲0.0042ドル)
ダウ工業株30種平均:44828.53ドル(△344.11ドル)
ナスダック総合株価指数:20601.10(△207.97)
10年物米国債利回り:4.34%(△0.06%)
WTI原油先物8月限:1バレル=67.00ドル(▲0.45ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=3342.9ドル(▲16.8ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
5月米貿易収支
715億ドルの赤字 603億ドルの赤字・改
6月米雇用統計
失業率 4.1% 4.2%
非農業部門雇用者数変化
14.7万人 14.4万人・改
平均時給
(前月比) 0.2% 0.4%
(前年比) 3.7% 3.8%・改
前週分の米新規失業保険申請件数
23.3万件 23.7万件・改
6月米サービス部門PMI改定値
52.9 53.1
6月米総合PMI改定値
52.9 52.8
6月米ISM非製造業指数
50.8 49.9
5月米製造業新規受注
(前月比) 8.2% ▲3.9%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続伸。米労働省が発表した6月米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比14.7万人増と予想の11.0万人増を上回り、失業率は4.1%と予想の4.3%より強い内容となった。米労働市場の減速に対する懸念が後退すると、米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが先行。22時前に一時145.23円と日通し高値を更新した。
買いが一巡すると144.61円付近まで下押しする場面もあったが、23時発表の6月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数が50.8と予想の50.6をやや上回ると再び強含んだ。
なお、市場では「前日に発表された6月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が3.3万人減と予想の9.5万人増を大幅に下回ったことで、雇用統計の下振れが懸念されていたが、良好な結果を受けて投資家の間で買い安心感が広がった」との声が聞かれた。
・ユーロドルは続落。良好な米雇用統計をきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.1718ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。欧米株価の上昇を背景にリスク・オンのユーロ買い・ドル売りが入ると、23時過ぎに1.1790ドル付近まで持ち直した。ただ、米ISM非製造業指数が予想を上回ると再び上値が重くなった。
なお、ベッセント米財務長官は「実質金利は現時点で非常に高い」「7月の利下げがなければ、9月により大幅な利下げの可能性もあるだろう」と述べたほか、最近のドル安について「ドルの価値は強いドル政策と何ら関係ない」「強いドル政策というのは、ドルが世界の準備通貨であり続けるために米国が長期的に必要な行動を十分に取っているかどうかが鍵を握る」との考えを示した。
・ユーロ円は続伸。米国株高を背景に投資家のリスク志向が改善すると円売り・ユーロ買いが優勢となった。23時過ぎに一時170.61円と昨年7月以来約1年ぶりの高値を更新した。
ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時198.10円、豪ドル円は95.37円、NZドル円は88.05円、カナダドル円は107.03円、スイスフラン円は182.46円、メキシコペソ円は7.79円まで値を上げた。
(中村)
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DZH Finacial Research
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