早くも酷暑、熱中症商戦が活況

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 全国的に早くも酷暑が続き、熱中症対策の商戦が活況を呈している。水筒が大売れとなり、子ども用の日傘も人気だ。国が事業者に対して職場の熱中症対策を罰則付きで義務づけたこともあり、冷却機能を持つ作業着の需要も高まっている。

 生活雑貨店を展開するロフト(東京)によると、水筒の6月の売り上げは前年同月比で60%増加した。260種類の商品が並ぶ渋谷ロフト(同)では「大容量タイプや洗いやすいもの、スポーツ飲料や炭酸水を入れられる水筒が売れ筋」(担当者)という。

 雨具製造の小川(名古屋市)によると、子ども用の晴雨兼用傘の主力製品は1~6月の累計販売数が前年同期と比べて1・7倍になった。担当者は「年々日差しが強くなり、子どもを気遣う親が増えている」と話す。

 作業服大手ワークマンは、バッテリー駆動で体を急速冷却するベスト「ペルチェベストPRO2」(1万9800円)を3月に発売し、5万着が売れるヒットになった。6月からの熱中症対策の義務化に伴い、建設会社からのまとめ買いの引き合いも多い。


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