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中国株サマリー(10日)

市場概況
4日続伸、総じてプラス圏でもみ合い 政策期待が支え

 10日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続伸。終値は前日比0.13%高の3812.22ポイントだった。深セン成分指数は0.38%高の12557.68ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆9781億2300万元だった。

 上海総合指数は総じてプラス圏でもみ合った。前場半ばにマイナス圏に沈み、心理的節目の3800ポイントを割り込む場面もあったが、同水準では下値が堅かった。寄り付きとほぼ同時に中国国家統計局が発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.4%下落となり、市場予想(0.2%下落)を下回った。デフレ懸念が重荷となる半面、中国当局による景気浮揚策への期待が買いを支えた。

 セクター別では、採掘、通信サービス、観光・ホテル、ゲームなどが高い。半面、バッテリー素材、バッテリー、宝飾品、風力発電設備などが売られた。

 A株市場では、電子設備メーカーの富士康工業互聯網(601138)、オンラインゲーム会社の巨人網絡集団(002558)がストップ高。通信キャリアの中国聯合網絡通信(600050)、レーザー機器メーカーの大族激光科技産業集団(002008)、スーパーコンピューターメーカーの曙光信息産業(603019)、ゲーム・映画制作会社の完美世界(002624)なども上昇が目立った。半面、太陽光発電関連の隆基緑能科技(601012)、TCL中環新能源科技(002129)、晶澳太陽能科技(002459)、石炭化学工業会社の寧夏宝豊能源集団(600989)、スマホ・自動車用光学部品メーカーの欧菲光集団(002456)などが下げた。

 上海B株指数は0.16%安の262.22ポイント、深センB株指数は0.24%高の1359.42ポイントだった。


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