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パナソニックが国内初の電気シェーバーを発売して今年で70年を迎えた。累計の出荷台数は約2億4千万台。初代の刃は1枚だったが、そり心地と肌の負担軽減を追求し上位機種は6枚刃に。同社は11日、彦根工場(滋賀県彦根市)を報道陣に公開し、海外販売を2030年度には、24年度比で2倍に伸ばす方針を打ち出した。
彦根工場では刃の加工から組み立てを一貫して担う。肌のひりひりする感覚を減らし、早く深くひげをそるため、特に刃にこだわっている。島根県のブランドの「安来鋼」を日本刀に通じる技術で仕上げる。
前身会社の松下電工が1955年に世に出した初代「MS10」は2年足らずで約15万台を売り上げた。81年には水洗いやせっけんを使ったひげそりができる防水機能を備えた機種を発売。95年にはリニアモーター駆動を世界で初めて採用した。
国内市場では現在、丸く小型の「ラムダッシュ パームイン」が人気で海外でも販売を強化する方針だ。
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