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【ワシントン共同】トランプ米政権は22日、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業を米IT大手オラクルなどの企業連合へ移管させると明らかにした。実質的な買収となる。トランプ大統領が今週後半、取引を承認する大統領令に署名する。米政府は株式を保有しない。
ホワイトハウス高官によると、米国事業の評価額は数十億ドル(数千億円)になる可能性がある。ティックトックを手がける字節跳動(バイトダンス)の米国事業の保有株式は20%未満とし、株式と取締役はいずれも米国側が過半を握る。取引は規制の審査などを経て、120日以内に完了させる。
ティックトックの中核技術であるおすすめ動画を選定するアルゴリズム(計算手法)は再構築し、米国側で運用する。取引に関して中国政府は承認済みだとし、追加協議の予定はないとした。
ホワイトハウスのレビット報道官は22日の記者会見で「米国の利用者のデータは全て、オラクルが運営するサーバーに保存され、外国の敵対勢力の監視や干渉から守られる」と説明した。
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