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国際金融の研究で知られる米コロンビア大教授の伊藤隆敏(いとう・たかとし)さんが死去したことが24日までに分かった。伊藤さんの研究室がホームページで明らかにした。病気療養していたが20日に亡くなったという。葬儀は近親者だけで行った。74歳。札幌市出身。金融政策運営へのインフレ目標の導入を提唱したことで知られる。
米ハーバード大博士課程を修了。一橋大教授や大蔵省(現財務省)の副財務官、東京大大学院教授などを歴任し、2015年からコロンビア大の教授を務めた。08年には日銀の副総裁候補となったが、国会の同意を得られなかった。日銀の黒田東彦前総裁の後継候補として取りざたされたこともある。(共同)
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