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象印マホービンの市川典男社長は24日、大阪府大東市で開いた説明会で、国内で食べられているジャポニカ米の消費が海外で拡大しており「炊飯器のニーズが高まっている」と述べ、海外事業の拡大に意欲を示した。大阪・関西万博への出展がコメ文化の普及を後押しし「海外戦略への弾みになると確信している」と強調した。
中国市場が停滞しているが「潜在的な市場として、日本食ブームが広がる欧州に注目している」と説明。国内市場は高級炊飯器「炎舞炊き」シリーズから安価なモデルまで、幅広い展開を続ける。
象印は万博で、大阪外食産業協会のパビリオンにおにぎり専門店を出店している。市川氏は「想定以上の売り上げで大成功だ。象印と言えば、おいしいご飯と認知度の拡大にもつながっている」と意気込んだ。
象印は24日、2018年に発売を始めた炎舞炊きシリーズの国内累計出荷台数が100万台を突破したと発表。製品の組み立てや検査を手がける大阪工場(大東市)を報道関係者に公開した。
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