android版MT4（メタトレーダー4）でMACDを設定する方法
android版MT4アプリでMACDを設定する方法を紹介します。MACDは移動平均線から派生したテクニカル指標で、期間の異なる2本の移動平均線のクロスと乖離を表します。正式名称は「Moving Average Convergence Divergence」といい、日本語に訳すと「移動平均収束拡散法」です。MT4ではオシレーター系のインジケーターに属し、メインチャート下のサブチャートに表示されます。
MACDをチャートに追加する方法
android版MT4アプリでチャート上にMACDを追加する方法は次の2通りです。
A.チャート画面上部にあるインジケーターアイコンをタップ。
B.チャート画面の任意の場所をタップすると出てくる円形メニューのインジケーターアイコンをタップ。
続いて、表示されるリストの「オシレータ」の中から「MACD」を選択します。MT4のインジケーターは、英語表記です。
MACDの設定画面の使用方法
MACDを選択すると、設定画面が表示されます。ここでさまざまな設定を行います。
①短期EMA
MACDで使われる短期EMA（指数平滑移動平均線）の期間を設定します。デフォルトの期間は「12」です。
②短期EMA
MACDで使われる長期EMAの期間を設定します。デフォルトの期間は「26」です。
③MACD SMA
MACDで使われるシグナル（MACDの単純移動平均線）の期間を設定します。デフォルトの期間は「9」です。
④適用先
MACDを算出する価格を設定します。デフォルトの価格は「終値」です。
- ・終値
- ・始値
- ・高値
- ・安値
- ・中間価格 (HL/2)：高値と安値の平均
- ・典型価格 (HLC/3)：高値、安値、終値の平均
- ・終値加重 (HLCC/4) : 高値、安値、終値、終値の平均（終値の比率を2倍）
⑤メイン
MACD（ヒストグラム）の線の太さと色を変更できます。
⑥シグナル
シグナル（ライン）の線の太さと色を変更できます。
⑦レベル
サブチャートの指定した水準に水平線を追加できます。レベルの設定画面上部にある「＋」をタップすると、その下に数値を入力する欄が追加されるので、そこで水平線を表示したい水準を指定しましょう。追加した水平線は、「スタイル」で太さと色の変更が可能です。
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