MT4の使い方

android版MT4(メタトレーダー4)での「等距離チャンネル」「標準偏差チャンネル」の描き方


android版MT4アプリには、テクニカル分析で使えるチャンネル系のオブジェクトが4種類用意されています。各チャンネル系オブジェクトの描き方や設定方法を一つずつ見ていきましょう。この記事では、「等距離チャンネル」「標準偏差チャンネル」について解説します。

android版MT4(メタトレーダー4)での「等距離チャンネル」「標準偏差チャンネル」の描き方


チャンネル系オブジェクトの選択方法


android版MT4アプリを立ち上げ、ボトムナビゲーション(画面の一番下)の「チャート」アイコンをタップしてチャート画面へ。チャート上のタップで表示される円形メニューの「オブジェクト」アイコンをタップすると、「オブジェクト追加」の画面へ移動します。

チャンネル系オブジェクトの選択方法

ここでオブジェクトの一覧からチャートに表示したいチャンネル系のオブジェクトを選びます。

チャンネル系オブジェクトの選択方法


等距離チャンネル


指定した場所にトレンドラインと対になる平行線を描画します。

「オブジェクト追加」の画面で「等距離チャンネル」を選び、チャート上でトレンドラインの起点にしたい場所をタップ。丸い点の移動ポイント(始点)が出てくるので、その付近を指で押さえながらラインを引きたい方向へ指をずらしていきます。画面から指を離すとその部分に移動ポイント(終点)ができ、基準となるトレンドラインと平行線が表示されます。

トレンドラインも平行線も、移動ポイント(丸い点)付近を指で押さえながら上下左右にずらして位置を調整可能です。

等距離チャンネル


等距離チャンネルの設定画面


等距離チャンネルの設定画面では、以下の設定変更が可能です。設定画面は、チャートに描いた等距離チャンネルを1秒ほど長押しすると上部に出てくるメニューの「ペン」アイコンをタップすれば表示できます。

①名前:等距離チャンネルに任意の名前をつけられます。
②ポイント:トレンドラインの始点と終点、平行線の移動ポイント(丸い点)を指定した場所に移動できます。
③塗りつぶし:トレンドラインと平行線の間を塗りつぶすかどうかを設定します。チェックボックスをタップしてONにする(チェックを入れる)と、塗りつぶし表示が可能です。
④延長:等距離チャンネルの両端を延長できます。チェックボックスをタップしてONにすると、ラインの延長表示が可能です。
⑤シンボル:描画した等距離チャンネルを他の通貨ペアのチャートに切り替えて表示できます。
⑥時間足:等距離チャンネルを表示させる時間足を指定できます。
⑦スタイル:等距離チャンネルの線の太さと色を変更できます。

等距離チャンネルの設定画面


標準偏差チャンネル


標準偏差チャンネルは、線形回帰トレンドラインと、その上下に標準偏差を示す2本の平行線を描画するツールです。

「オブジェクト追加」の画面で「標準偏差チャンネル」を選び、チャート上の標準偏差チャンネルを表示したい開始時間でタップ。丸い点の移動ポイント(始点)が出てくるので、その付近を指で押さえながら終了したい時間まで指をずらしていきます。画面から指を離すと、その期間の線形回帰トレンドラインと標準偏差に基づくラインが自動的に計算され表示されます。

中央の線形回帰トレンドラインに移動ポイント(丸い点)が出ている状態では、始点と終点の移動ポイントをドラッグすると前後の期間を調整可能です。また、中央部分の移動ポイントをドラッグすると期間は同じまま位置を前後に動かせます。

標準偏差チャンネル


標準偏差チャンネルの設定画面


標準偏差チャンネルの設定画面では、以下の設定変更が可能です。設定画面は、チャートに描いた等距離チャンネルを1秒ほど長押しすると上部に出てくるメニューの「ペン」アイコンをタップすれば表示できます。

①名前:標準偏差チャンネルに任意の名前をつけられます。
②ポイント:標準偏差チャンネルの開始時間と終了時間を指定できます。
③偏差:標準偏差の値を指定できます。デフォルトの数値は「1」です。
④塗りつぶし:標準偏差チャンネルの間を塗りつぶすかどうかを設定します。チェックボックスをタップしてONにする(チェックを入れる)と、塗りつぶし表示が可能です。
⑤延長:標準偏差チャンネルの両端を延長できます。チェックボックスをタップしてONにすると、ラインの延長表示が可能です。
⑥シンボル:描画した標準偏差チャンネルを他の通貨ペアのチャートに切り替えて表示できます。
⑦時間足:標準偏差チャンネルを表示させる時間足を指定できます。
⑧スタイル:標準偏差チャンネルの線の太さと色を変更できます。

標準偏差チャンネル

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