MT4の使い方

iPhone版MT4(メタトレーダー4)で「フィボナッチリトレースメント」「フィボナッチタイムゾーン」を描く方法


iPhone版MT4アプリには、テクニカル分析で使えるフィボナッチ系のオブジェクトが6種類用意されています。
各フィボナッチ系オブジェクトの描き方や設定方法を一つずつ見ていきましょう。
この記事では、「フィボナッチリトレースメント」「フィボナッチタイムゾーン」について解説します。

iPhone版MT4アプリには、テクニカル分析で使えるフィボナッチ系のオブジェクトが6種類用意されています
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フィボナッチ系オブジェクトの選択方法

iPhone版MT4アプリを立ち上げ、ボトムナビゲーション(画面の一番下)の「チャート」をタップしてチャート画面へ。
画面上の「オブジェクト」アイコンをタップするか、チャート画面をタップすると出てくるコンテキストメニューの「オブジェクト」をタップすると、オブジェクトの管理画面へ移動します。

iPhone版MT4アプリを立ち上げ、ボトムナビゲーション(画面の一番下)の「チャート」をタップ
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ここで「オブジェクト追加」をタップし、追加したいフィボナッチ系オブジェクトを選びます。

ここで「オブジェクト追加」をタップ
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「オブジェクト追加」の下には、最近使用したオブジェクトのアイコンが並んでおり、そこからも選べます。

フィボナッチリトレースメント

フィボナッチリトレースメントは、二つの価格水準を指定し、その価格変動に対しての価格の戻りの割合を示すラインを描画するツールです。

「オブジェクト追加」から「フィボナッチリトレースメント」を選び、チャート上で起点にしたい場所をタップ。
丸い点の移動ポイント(始点)が出てくるので、その付近を指で押さえながら終点にしたい場所まで指をスライドしていきます。
画面から指を離すとその部分に移動ポイント(終点)ができ、一つの描画が完成です。

フィボナッチリトレースメントの基準となるライン(始点と終点を結ぶライン)に移動ポイント(丸い点)が出ている状態では、始点や終点の移動ポイントをドラッグすると上下左右に位置を調整可能です。
また、中央部分の移動ポイントをドラッグすると、フィボナッチリトレースメント全体をそのまま動かすことができます。

フィボナッチリトレースメントは、二つの価格水準を指定し、その価格変動に対しての価格の戻りの割合を示すラインを描画するツールです
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フィボナッチリトレースメントの設定画面


フィボナッチリトレースメントの設定画面では、以下の設定変更が可能です。
設定画面は、チャートに描いたフィボナッチリトレースメントの基準となるラインを1秒ほど長押しすると出てくるコンテキストメニューの「設定」をタップすれば表示できます。

    ①名前:フィボナッチリトレースメントに任意の名前をつけられます。
    ②ポイント:フィボナッチリトレースメントの基準となるラインの始点と終点を指定した場所に移動できます。
    どちらも時間と価格で指定可能です。
    ③延長:フィボナッチリトレースメントのラインの両端を延長できます。
    トグルボタンをタップしてON(丸が右側にある状態)にすると、ラインの延長表示が可能です。
    ④レベル:指定した水準にフィボナッチリトレースメントのラインを追加できます。
    レベルの設定画面で「レベル追加」をタップすると数値を入力する欄が新たに追加されるので、そこでラインを表示したい水準と、ラインに付記される数値を指定しましょう。
    ラインを削除する場合は、削除したい水準を右から左にスワイプすると出てくる「削除」をタップします。
    また、「スタイル」ではフィボナッチリトレースメントのラインの色と太さを変更できます。
    ⑤シンボル:描画したフィボナッチリトレースメントを他の通貨ペアのチャートに切り替えて表示できます。
    ⑥時間足:フィボナッチリトレースメントを表示させる時間足を指定できます。
    ⑦スタイル:フィボナッチリトレースメントの基準となるラインの色と太さを変更できます。

フィボナッチリトレースメントの設定画面では、以下の設定変更が可能です
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フィボナッチタイムゾーン

フィボナッチタイムゾーンは、二つの時間を指定し、その間隔を基準にフィボナッチ数列の比率で垂直のラインを描画するツールです。

「オブジェクト追加」から「フィボナッチタイムゾーン」を選び、チャート上で起点にしたい場所をタップ。
丸い点の移動ポイント(始点)が出てくるので、その付近を指で押さえながら終点にしたい場所まで指をスライドしていきます。
画面から指を離すとその部分に移動ポイント(終点)ができ、一つの描画が完成です。

フィボナッチタイムゾーンの基準となるライン(始点と終点を結ぶライン)に移動ポイント(丸い点)が出ている状態では、始点や終点の移動ポイントをドラッグすると上下左右に位置を調整可能です。
また、中央部分の移動ポイントをドラッグすると、フィボナッチタイムゾーン全体をそのまま動かすことができます。

フィボナッチタイムゾーンは、二つの時間を指定し、その間隔を基準にフィボナッチ数列の比率で垂直のラインを描画するツールです
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フィボナッチタイムゾーンの設定画面


フィボナッチタイムゾーンの設定画面では、以下の設定変更が可能です。
設定画面は、チャートに描いたフィボナッチタイムゾーンの基準となるラインを1秒ほど長押しすると出てくるコンテキストメニューの「設定」をタップすれば表示できます。

    ①名前:フィボナッチタイムゾーンに任意の名前をつけられます。
    ②ポイント:フィボナッチタイムゾーンの基準となるラインの始点と終点を指定した場所に移動できます。
    どちらも時間と価格で指定可能です。
    ③レベル:指定した水準にフィボナッチタイムゾーンのラインを追加できます。
    レベルの設定画面で「レベル追加」をタップすると数値を入力する欄が新たに追加されるので、そこでラインを表示したい水準とラインに付記される数値を指定しましょう。
    ラインを削除する場合は、削除したい水準を右から左にスワイプすると出てくる「削除」をタップします。
    また、「スタイル」ではフィボナッチタイムゾーンのラインの色と太さを変更できます。
    ④シンボル:描画したフィボナッチタイムゾーンを他の通貨ペアのチャートに切り替えて表示できます。
    ⑤時間足:フィボナッチタイムゾーンを表示させる時間足を指定できます。
    ⑥スタイル:フィボナッチタイムゾーンの基準となるラインの色と太さを変更できます。

フィボナッチタイムゾーンの設定画面では、以下の設定変更が可能です
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