MT4の使い方

MT4(メタトレーダー4)でゲーターオシレーターを設定する方法


MT4のゲーターオシレーターの設定方法


(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

MT4でゲーターオシレーター(Gator Oscillator)を設定する方法を紹介します。
ゲーターオシレーターは、アリゲーターをベースに開発されたテクニカル指標です。
アリゲーターの長期線と中期線の絶対差を上側(プラス側)のヒストグラムで、中期線と短期線の絶対差を下側(マイナス側)のヒストグラムで表示するインジケーターで、相場の勢いを判断するのに役立ちます。
MT4では、ビル・ウィリアムス系のインジケーターに分類されています。
ゲーターオシレーターにはどのような設定があるのかを、ここで確認しておきましょう。

MT4のゲーターオシレーターの起動

MT4でチャート上にゲーターオシレーターを追加する方法は次の2通りです。

①ナビゲーターから起動

MT4の「ナビゲーター」にある「インディケータ」→「ビル・ウィリアムス」を順にクリックし、「ビル・ウィリアムス」内の「Gator Oscillator」をダブルクリック、またはチャート上にドラッグ&ドロップします。

MT4の「ナビゲーター」にある「インディケータ」→「ビル・ウィリアムス」を順にクリック
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②メニューの「挿入」から起動

MT4のメニューの「挿入」から「インディケータ」を選択し、「ビル・ウィリアムス」内の「Gator Oscillator」をクリックします。

MT4のメニューの「挿入」から「インディケータ」を選択し、「ビル・ウィリアムス」内の「Gator Oscillator」をクリック
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ゲーターオシレーターの設定画面での設定

ゲーターオシレーターを起動すると、設定画面が表示されます。
各タブ(「パラメーター」「色の設定」「レベル表示」「表示選択」)で表示するゲーターオシレーターの設定を行い、「OK」をクリックしましょう。
なお、画面右下の「リセット」をクリックすると、設定がデフォルトに戻ります。

「パラメーター」タブ

「パラメーター」タブでは次の設定を行います。

「パラメーター」タブでは次の設定を行います
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①ジョーズ期間

長期の移動平均線を算出する期間を設定します。
デフォルトの期間は「13」です。

②表示移動

長期の移動平均線を右方向にシフトする期間を設定します。
デフォルトの期間は「8」です。

③ティース期間

中期の移動平均線を算出する期間を設定します。
デフォルトの期間は「8」です。

④表示移動

中期の移動平均線を右方向にシフトする期間を設定します。
デフォルトの期間は「5」です。

⑤リップス期間

短期の移動平均線を算出する期間を設定します。
デフォルトの期間は「5」です。

⑥表示移動

短期の移動平均線を右方向にシフトする期間を設定します。
デフォルトの期間は「3」です。

⑦種別

使用する移動平均線の種類を次の中から選択します。
デフォルトの種類は「Smoothed」です。

  • ・Simple(単純移動平均線)
  • ・Exponential(指数平滑移動平均線)
  • ・Smoothed(平滑移動平均線)
  • ・Linear Weighted(線形加重移動平均線)

⑧適用価格

移動平均線を算出する価格を次の中から選択します。
デフォルトの価格は「Median Price (HL/2)」です。

  • ・Close:終値
  • ・Open:始値
  • ・High:高値
  • ・Low:安値
  • ・Median Price (HL/2):高値と安値の平均
  • ・Typical Price (HLC/3):高値、安値、終値の平均
  • ・Weighted Close (HLCC/4):高値、安値、終値、終値の平均(終値の比率を2倍)

「色の設定」タブ

「色の設定」タブでは次の設定を行います。

「色の設定」タブでは次の設定を行います
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①上昇

上昇ヒストグラム(プラス側では前回の値より大きかった場合のヒストグラム、マイナス側では前回の値より小さかった場合のヒストグラム)の色と太さを変更できます。

②下降

下降ヒストグラム(プラス側では前回の値より小さかった場合のヒストグラム、マイナス側では前回の値より大きかった場合のヒストグラム)の色と太さを変更できます。

③下限設定

サブチャートの下限値を指定できます。
デフォルトは指定なしです。

④上限設定

サブチャートの上限値を指定できます。
デフォルトは指定なしです。

「レベル表示」タブ

「レベル表示」タブでは、サブチャートの指定した水準に、水平線を表示させることができます。
ゲーターオシレーターはデフォルトで水平線の表示はありませんが、①の部分で「追加」を選択すると水平線を追加できる他、「削除」で水平線の削除を行うことも可能です。
また、②の部分で表示する水平線の色、種類、太さを設定することができます。

「レベル表示」タブでは、サブチャートの指定した水準に、水平線を表示させることができます
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「表示選択」タブ

「表示選択」タブでは、ゲーターオシレーターを全ての時間足に表示させるかどうか、データ・ウィンドウ内にゲーターオシレーターの値を表示させるかどうかを選択できます。

「表示選択」タブでは、ゲーターオシレーターを全ての時間足に表示させるかどうか、データ・ウィンドウ内にゲーターオシレーターの値を表示させるかどうかを選択できます
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

①すべての時間足に表示

チェックを入れて有効にすると、全ての時間足にゲーターオシレーターを表示させることができます。
デフォルトは有効で、チェックを外すと表示させる時間足を選択できるようになります。

②データ・ウィンドウに表示

チェックを入れて有効にすると、ゲーターオシレーターの値をデータ・ウィンドウ内に表示できます。
デフォルトは有効です。

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