ビッグマック指数とは|為替との関係性や計算方法などをわかりやすく解説
ビッグマック指数とは、世界各国のマクドナルドの商品であるビッグマックの価格を基に、物価の違いや通貨の相対的な価値(割高・割安)を簡易的に測る指標です。
英国の経済誌「エコノミスト」が考案し、物価の比較方法の1つとして注目されています。
本記事では、ビッグマック指数の意味や為替との関係性、計算方法について詳しく解説します。
目次
- 1.ビッグマック指数とは
- 2.ビッグマック指数の計算方法
- 3.ビッグマック指数の高い・低いの意味
- 4.ビッグマック指数に関するQ&A
- 5.【まとめ】ビッグマック指数とは|為替との関係性や計算方法などをわかりやすく解説
ビッグマック指数とは
ビッグマック指数の意味や特徴について解説します。
- ・ビッグマック指数の意味
- ・ビッグマック指数でわかること
ビッグマック指数の意味
ビッグマック指数とは、各国のマクドナルドの商品である「ビッグマック」の価格を基に、物価の違いや通貨の相対的な価値(割高・割安)を簡易的に測る指標です。
同指数を考案したのは英国の経済誌「エコノミスト」で、米国のビッグマックを基準として年に2回発表しています。
ビッグマックは世界中でほぼ同じ品質で売られており、現地の物価や人件費が商品価格に反映されています。
各国においていくらで売られているかを比較することで、その国の物価水準や通貨の価値をおおまかに推測する参考になります。
ビッグマック指数でわかること
ビッグマック指数の比較によって、通貨の相対的な価値(割高・割安)を推測できます。
指数の「高さ」は、各国のビッグマック価格(米ドル換算)の高さを意味します。
指数が高い場合、米ドルに対してビッグマックが割高であることを示し、理論上はその国の通貨が過大評価されていると解釈されます。
ビッグマック指数の計算方法
ビッグマック指数は、購買力平価の考え方を応用した指標です。
- ・購買力平価(PPP)とは
- ・ビッグマック指数の計算例
購買力平価(PPP)とは
購買力平価(PPP)
とは、スウェーデンの経済学者グスタフ・カッセルが提唱した理論で、通貨の価値を比べるための方法の1つです。具体的には、通貨の価値は両国の購買力が等しくなるように決定されるという考え方です。
ビッグマック指数の計算例
ビッグマック指数は、理論上の為替レート(購買力平価)と、実際の為替レートを比較し、通貨の割高・割安感を評価します。

ビッグマック指数がプラスの場合、「理論上の為替レート>実際の為替レート」であり、通貨が割高(過大評価)です。
逆にマイナスの場合、「理論上の為替レート<実際の為替レート」であり、通貨が割安(過小評価)です。
例えば、理論上の為替レートが1ドル=90円で、実際の為替レートが150円なら、円は割安(ビッグマック指数=−40%)と評価されます。
ビッグマック指数の高い・低いの意味
ビッグマック指数の高さや低さは何を意味しているのかを解説します。
- ・ビッグマック指数が高い国の特徴
- ・ビッグマック指数が低い国の特徴
ビッグマック指数が高い国の特徴
ビッグマック指数が高い国は物価が高く、通貨も過大評価されやすい傾向があると考えられます。
ただし、ビッグマック価格が高いからといって、必ずしも経済全体の物価水準や通貨価値が高いとは限らず、あくまで一商品ベースの目安です。
ビッグマック指数が低い国の特徴
ビッグマック指数が低い国はビッグマックの現地価格が低いことを意味するため、物価が安い国と考えられます。
また、通貨が過小評価されやすい傾向があると解釈できます。
ただし、あくまで簡易的な目安であり、経済全体を正確に反映するものではありません。
ビッグマック指数に関するQ&A
ビッグマック指数に関するよくある質問は、主に以下の通りです。
- ・ビッグマック指数はどこで確認できますか?
- ・ビッグマック指数が1位の国はどこですか?
- ・日本のビッグマック指数は何位ですか?
ビッグマック指数はどこで確認できますか?
ビッグマック指数は、エコノミスト社のホームページで確認できます。
その他にはメディアで取り上げられる場合や、「Big Mac Index」などと検索するとビッグマック指数を取り上げている一般サイトでも確認可能な場合があります。
ビッグマック指数が1位の国はどこですか?
ビッグマック指数が1位の国はスイスで、十数年トップの座についています(2026年1月時点)。
スイスは物価水準が高く、理論上の為替レート(購買力平価)に対して実際の為替レートが割高であるため、通貨が最も過大評価されているとみなされます。
日本のビッグマック指数は何位ですか?
日本の順位は44位で、基準となる米国は7位です(2026年1月時点)。
これは、米ドルに換算すると日本のビッグマック価格が相対的に低く、日本円が過小評価されていることを示しています。
【まとめ】ビッグマック指数とは|為替との関係性や計算方法などをわかりやすく解説
ビッグマック指数とは、世界各国のビッグマックの価格を基に、物価の違いや通貨の相対的な価値(割高・割安)を簡易的に測る指標です。
購買力平価(PPP)
を応用した考え方の1つで、各国の物価を比較する際の参考としてメディアなどで取り上げられることがあります。ただし、あくまでも参考であり、ビッグマック指数を基に為替レートが動くわけでも金融政策などが決まるわけでもない点には注意が必要です。
OANDA証券では、ビッグマック指数をはじめ投資に関わる基礎的な用語を、初心者の方向けにわかりやすく解説するコンテンツを提供しています。
OANDA証券での取引に興味をお持ちいただけた方は、以下のボタンから口座開設をご検討ください。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
