底値
底値とは、FXや株、コモディティなどの相場で、一定期間における最も低い価格水準のことを指します。
相場の下げ止まりと見なされる水準で、過去の安値やサポートライン付近が底値として意識されることが多いです。
テクニカル分析では、底値をつけた後の反発を示唆するチャートパターンとして、ダブルボトムやトリプルボトムなどが活用されます。
FXにおいて、底値は買いの検討水準として意識されやすく、底値付近での反発が確認されると、その水準が次回以降の支持帯として機能する可能性があります。
一方、底値を明確に下回ると投資家の心理が悪化し、さらなる下落要因となることもあります。
関連用語に、一定期間における最も高い価格水準を指す「天井」、上昇トレンド中の一時的な下落局面を指す「押し目」などがあります。