用語解説

エマージング市場とは|FX取引における意味や特徴を解説


エマージング市場とは、経済成長の初期~中期段階にある国や地域を指し、今後の経済成長が期待されています。

経済成長による通貨価値の上昇や高金利が期待できますが、価格変動リスクや流動性リスクもあるため注意が必要です。

本記事では、エマージング市場の意味、特徴や注意点について詳しく解説していきます。

エマージング市場とは

ここでは、エマージング市場の意味や代表的な例について詳しく解説します。

  • ・意味
  • ・代表的な例

意味

エマージング市場とは、経済成長の初期~中期段階にある国や地域のことです。

エマージング(emerging)は「新興の」という意味の英単語で「新興国市場 」とも呼ばれ、将来の経済成長が期待されています。

代表的な例

エマージング市場の代表的な例としては、中南米や東南アジア、中東、東欧、中国、インド、ロシアなどの国々が挙げられます。

FX取引では、高金利で人気のメキシコペソや南アフリカランドなどが新興国通貨に分類されます。

また、これらの国々をまとめてBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)、VISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)と表現することもあります。

エマージング市場の特徴

エマージング市場の2つの特徴を解説します。

  • ・経済成長による通貨価値の上昇が期待できる
  • ・高金利が期待できる

経済成長による通貨価値の上昇が期待できる

エマージング市場は消費の拡大、インフラ整備などの要因によって、高い経済成長が見込まれており、通貨価値の上昇が期待できます。

また、豊富な天然資源や人的資源があり、これらを活用することで経済発展の可能性が高まります。

高金利が期待できる

エマージング市場は、一般的に先進国市場よりも金利が高い傾向があります。

FX取引では、高金利通貨を買って日本円などの低金利通貨を売ることで、スワップポイントを得ることができます。

エマージング市場の注意点

エマージング市場における、以下2つの注意点について解説します。

  • ・通貨価値が急落する可能性がある
  • ・取引量が少なく流動性が低い傾向にある

通貨価値が急落する可能性がある

エマージング市場は経済成長の初期~中期段階にあり、先進国に比べると社会や政治情勢が不安定な傾向にあります。

そのため、通貨価値が急落する可能性があり、先進国通貨と比較するとハイリスク・ハイリターンであると言えます。

エマージング市場の通貨を取引をする際には、適切なリスク管理を行うことが重要です。

取引量が少なく流動性が低い傾向にある

エマージング市場は、取引量が少なく流動性が低い傾向にあります。

FX市場における流動性とは、売買が成立しやすい状況にあるかという意味です。

流動性が低いと、希望した価格で「買いたい時に買えない」「売りたい時に売れない」可能性があります。

また、流動性が低い通貨ペアほど、スプレッドが広がりやすい点にも注意が必要です。

【まとめ】エマージング市場とは|FX取引における意味や特徴を解説

エマージング市場は、経済成長の初期~中期段階にある国や地域の市場のことです。

代表的な例としては中南米や東南アジア、中国、インド、ロシアなどの国々の市場が挙げられ、それらの通貨は金利が高いことが特徴です。

経済成長により通貨価値の上昇を期待できる一方で、社会や政治情勢などが不安定であるため、通貨価値が急落するリスクも存在します。

適切なリスク管理を行うことが、エマージング市場の通貨を取引する上で重要なポイントと言えます。


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