ホーム » 用語解説登録 » ETP

ETP

ETPとは「Exchange Traded Products」の略称で、株式市場をはじめとする取引所に上場され、日中に売買が可能な金融商品の総称です。

日本語では「上場取引型金融商品」と表記されることが多く、例えば上場投資信託(ETF)、上場投資証券(ETN)、コモディティ上場投資信託(ETC)などが含まれます。

1990年代以降、従来の投資信託とは異なり取引所で株式のように売買できる利便性を持つ商品としてETFが普及し、それを包括する形で「ETP」という総称が使われるようになりました。

ETPは、基準となる指数や資産、商品価格の値動きに連動するよう設計されています。

ETPの普及により、個人投資家・機関投資家ともに指数・特定テーマ・商品に投資がしやすくなり、市場の流動性・価格形成に影響を与えています。

ただし、原資産リスク・運用コスト・トラッキング誤差(基準となる指数とのズレ)といったリスクがある点には注意が必要です。


この記事をシェアする