材料
材料とは、株価や為替レートなどの変動を引き起こす要因となる情報や出来事のことを指します。
投資家やアナリストは、新しい材料を評価して将来の資産価値を予測し、売買を行います。
材料が発表されると、期待や失望による売買が活発化し、資産価格が変動します。
ただし、材料に対する過剰反応が起きやすく、短期的な値動きが実態を反映しない場合があるほか、一時的な好材料が長期的な成長につながるとは限らない点には注意が必要です。
関連用語に、資産価格上昇につながる要因を指す「好材料（ポジティブ材料）」、資産価格下落につながる要因を指す「悪材料（ネガティブ材料）」、好悪の材料がすでに織り込まれ、新たな要因が見当たらない状態を指す「材料出尽くし」、市場全体に影響を与える材料が少なく、方向感が出にくい局面を指す「材料難」などがあります。
