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ニューヨーク証券取引所(NYSE)とは|世界最大の証券取引所の特徴などをわかりやすく解説


ニューヨーク証券取引所(NYSE)は、米国・ウォール街にある世界最大級の証券取引所です。

上場銘柄の時価総額は世界最大で、上場の審査基準が厳しいことでも知られています。

本記事では、NYSEの特徴やよくある質問などを解説します。

株価指数のリアルタイムチャートを確認したい場合は、リンクをクリックしてください。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)とは

ニューヨーク証券取引所(NYSE)は米国の取引所で、世界で最も有名な株式市場の1つです。

1792年の設立で歴史が古く、時価総額は世界最大です。

ゴールドマン・サックスやエクソンモービルなど、米国を代表する伝統的な大企業が上場しています。

世界の株式市場に与える影響も大きく、NYSEの動向が日本株の値動きにも影響することが知られています。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の株価指数とリアルタイムチャート

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の上場銘柄で構成される株価指数やリアルタイムチャートを紹介します。

  • ・ニューヨーク証券取引所(NYSE)の代表的な株価指数
  • ・株価指数のリアルタイムチャート

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の代表的な株価指数

NYSEの株価を使用する指数として、以下の例があります。

NYダウ

米国を代表する30銘柄で構成され、1896年から公表が始まった歴史ある株価指数です。

従来はNYSE上場銘柄が中心でしたが、近年はNASDAQ上場銘柄も含まれています。

S&P500

NYSEやNASDAQの上場企業のうち、主要な500銘柄で構成されています。

米国株式市場の時価総額のおよそ80%をカバーしており、米国株式市場全体との関連性が強い点が特徴です。

ニューヨーク証券取引所総合指数:

NYSEの全上場銘柄で構成される株価指数で、NYSEの株価動向の把握に適しています。

株価指数のリアルタイムチャート

OANDA証券ではUS30(NYダウを原資産とする銘柄)とUS500(S&P500を原資産とする銘柄)のCFD取引サービスを提供しています。

リアルタイムチャートでは、表示時間軸の切り替え・表示範囲の変更・価格の確認などができます。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)

US30(米国ウォールストリート株価指数30)

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US500(米国500株価指数)

US500(米国500株価指数)

>US500(米国500株価指数)のリアルタイムチャートはこちら

ニューヨーク証券取引所(NYSE)とNASDAQの違い

ニューヨーク証券取引所(NYSE)とNASDAQは運営会社が異なるほか、上場企業の特徴などに違いがあります。

両者の違いとして一般的に指摘されている内容は、以下の通りです。

項目 NYSE NASDAQ
運営会社 インターコンチネンタル取引所 (ICE) ナスダック
設立年 1792年 1971年
上場基準 厳格 比較的柔軟
主な上場企業の特徴 伝統的な大企業 ベンチャーから大企業までさまざま
配当 高め 成長優先で低め

ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場している代表的な銘柄

ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場している代表的な銘柄の中には、日本でもおなじみの企業が多数あります。

  • ・米国企業
  • ・日本企業

米国企業

NYSEに上場している大企業は、歴史・安定的な業績・信用力を同時に持つことが特徴です。

セクター別の企業の例は以下の通りです。

  • ・金融業:ゴールドマン・サックス
  • ・エネルギー:エクソンモービル
  • ・資本財:キャタピラー
  • ・消費財:コカ・コーラ

日本企業

日本企業もNYSEに上場しており、上場方式はADR(American Depositary Receipt)が一般的です。

ADRとは、米国市場で外国企業の株式を売買できるようにした仕組みです。

以下が、NYSEに上場している主な日本企業の例です。

  • ・トヨタ自動車
  • ・本田技研工業
  • ・三菱UFJフィナンシャル・グループ
  • ・武田薬品工業
  • ・ソニーグループ

ニューヨーク証券取引所(NYSE)に関するQ&A

ニューヨーク証券取引所(NYSE)に関するよくある質問は、主に以下の通りです。

  • ・ニューヨーク証券取引所(NYSE)とNASDAQの主な違いは?
  • ・ニューヨーク証券取引所(NYSE)の取引時間は?
  • ・ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場するメリットは?

ニューヨーク証券取引所(NYSE)とNASDAQの主な違いは?

NYSEとNASDAQは異なる取引市場で、上場銘柄も異なります。

NYSEの上場銘柄の特徴として、伝統・安定・信頼のある大企業が多いという点が挙げられます。

NASDAQの場合は、ハイテク中心の成長企業が多数見受けられます。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の取引時間は?

NYSEの取引時間は、米東部時間の9時30分~16時です。

ただし、プレマーケットとして4時~9時30分、アフターマーケットとして16時~20時が取引可能で、合計の取引可能時間は16時間です。

なお、NYSEは取引時間拡大計画を発表しており、米証券取引委員会(SEC)の承認後、取引時間を1時30分~23時30分の22時間に拡大する予定です(承認・実施時期は未定)。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場するメリットは?

厳格な審査基準で知られているNYSEへの上場は、信頼の証明になります。

また、取引金額や市場参加者数が世界最大であり、世界的な認知度を高めることにも有用です。

認知度の高まりは、人材確保や取引拡大にとって有利に機能すると考えられます。

【まとめ】ニューヨーク証券取引所(NYSE)とは|世界最大の証券取引所の特徴などをわかりやすく解説

ニューヨーク証券取引所(NYSE)は米国の取引所で、世界で最も有名な株式市場の1つです。

米国以外の株価指数にも影響する場合があることで知られ、NYSEの動向を受けて日本株が特定の方向に動くことがあります。

OANDA証券では、ニューヨーク証券取引所(NYSE)をはじめ投資に関わる基礎的な用語を、初心者の方向けにわかりやすく解説するコンテンツを提供しています。

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