大阪取引所
大阪取引所とは日本取引所グループ(JPX)の傘下にある取引所で、主にデリバティブ(金融派生商品)市場を運営しています。
先物・オプションなどが取引の中心であり、日本におけるデリバティブ市場の中心拠点で、「西の金融中枢」として地域経済にも影響を与えます。
1878年に「大阪株式取引所」が設立され、その後戦時体制下の再編を経て2013年に「東京証券取引所」と経営統合し、2014年3月24日に商号を「大阪取引所」に変更しました。
市場施設の提供、相場の公表、公正で円滑な取引の確保といった業務を担います。
また、完全電子化された取引システムを導入しており、従来の立会い取引から電子取引へ移行しています。
関連用語に、大阪取引所を含む複数の取引所の持株会社である「日本取引所グループ(JPX)」、札幌や福岡などの地域を拠点とする「地方証券取引所」などがあります。