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企業向けサービス価格指数(SPPI)とは|調査内容・見方・変動要因などをわかりやすく解説


企業向けサービス価格指数(SPPI)は日本銀行が公表する物価指標で、企業間で取引されるサービスの価格動向を測定したものです。

広告やリースなど幅広いサービスの価格変動を捉えており、経済・物価動向や日銀の金融政策を判断する材料として活用されます。

本記事では、企業向けサービス価格指数の目的やよくある質問などを解説します。

企業向けサービス価格指数(SPPI)とは

企業向けサービス価格指数(SPPI)の目的や公表日程等を解説します。

  • ・企業向けサービス価格指数(SPPI)の目的と調査内容
  • ・企業向けサービス価格指数(SPPI)の公表日

企業向けサービス価格指数(SPPI)の目的と調査内容

企業向けサービス価格指数(SPPI)の目的は、企業間で取引されるサービスの価格変動を測定して、サービス分野の物価動向を把握することです。

サービスの需給動向や経済・物価動向を判断するための経済指標として活用されています。

また、国民経済計算におけるデフレーターとしての機能を持ち、企業間取引の値決めの参考指標としても利用されます。

なお、調査対象は、運輸・郵便、情報通信、広告、リース・レンタルなど、企業向けに提供されるサービス全般です(原則として個人向けサービスを除く)。

各サービスについて、実際の取引価格を中心に、品質や取引条件を考慮しながら継続的に価格を調査しています。

企業向けサービス価格指数(SPPI)の公表日

企業向けサービス価格指数(SPPI)の公表日は、調査対象月の翌月の18営業日目です。

営業日数が少ない場合は繰り上げて発表される場合があります。

企業向けサービス価格指数(SPPI)の見方

企業向けサービス価格指数(SPPI)の速報値は前月比と前年同月比が発表され、その中でも前年同月比を重視することが基本的な見方です。

サービス価格はシーズンによって価格が異なる例があり、またサービス契約期間が1年など長期の場合が珍しくないため、長期的な推移の把握のためには前年同月比が適切です。

前年同月比がプラスならサービス価格が上昇、マイナスなら低下していることを示し、上昇率が高まるほどサービス分野のインフレ圧力が強まっている可能性を示唆する材料になります。

また、単月の変化だけでなく、上昇率の加速・鈍化や、どのサービス分野が価格上昇を牽引しているかを確認することも重要です。

企業向けサービス価格指数(SPPI)の上昇が続くと日銀金融政策に対する市場の見方に影響する可能性があります。

企業向けサービス価格指数(SPPI)の主な変動要因

企業向けサービス価格指数(SPPI)の主な変動要因は以下の通りです。

  • ・人件費・賃金の変化
  • ・原材料・エネルギー価格
  • ・需給動向

人件費・賃金の変化

日銀のレビューによると、人件費の割合が高いサービスの価格は、労働需給や賃金動向の影響を強く受けます

一方、人件費の割合が低いサービスでは、投入する財の価格や市場環境などの影響を受けやすいことが示されています。

原材料・エネルギー価格

サービスを提供するための原材料やエネルギー価格の変動も、企業向けサービス価格指数(SPPI)に影響すると考えられます。

運輸・郵便などのサービスでは、燃料価格などの投入コストの変動がサービス価格に反映される場合があります。

需給動向

国内の需給動向はもちろんのこと、海外の需給動向も主な変動要因になる場合があります。

例えば、国際航空・海上輸送などは、海外の需給や国際的な運賃動向の影響を受けやすい可能性があります。

企業向けサービス価格指数(SPPI)に関するQ&A

企業向けサービス価格指数に関するよくある質問は、主に以下の通りです。

  • ・企業向けサービス価格指数(SPPI)はどこで確認できますか?
  • ・企業向けサービス価格指数(SPPI)と企業物価指数の違いは何ですか?
  • ・企業向けサービス価格指数(SPPI)は為替市場に影響しますか?

企業向けサービス価格指数(SPPI)はどこで確認できますか?

企業向けサービス価格指数(SPPI)は日銀のホームページで確認できます。

データだけでなく、FAQも充実しています。

企業向けサービス価格指数(SPPI)と企業物価指数の違いは何ですか?

企業向けサービス価格指数(SPPI)は、企業間で取引されるサービスの価格変動を測定する経済指標です。

一方、企業物価指数は、企業間で取引される商品(財)全般に関する価格変動を測定する経済指標です。

調査の対象がサービスか財かという違いがあります。

企業向けサービス価格指数(SPPI)は為替市場に影響しますか?

企業向けサービス価格指数(SPPI)は、為替市場に間接的に影響する可能性があります。

サービス価格の変化を通じてインフレ圧力の動向を明らかにするため、日銀の金融政策に対する市場の見方に影響すると考えられます。

ただし、消費者物価指数(CPI)政策金利などと比べると、影響度は限定的です。

【まとめ】企業向けサービス価格指数(SPPI)とは|調査内容・見方・変動要因などをわかりやすく解説

企業向けサービス価格指数(SPPI)は、企業間で取引されるサービスの価格動向を測定する物価指標です。

毎月公表され、幅広いサービスを対象に価格を調査しています。

サービス分野の物価動向やインフレ圧力を把握し、経済・物価情勢や金融政策を判断する材料として活用されます。

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