市場概況
◆ダウ平均: 34509.03 +113.89 +0.33%
◆S&P500: 4505.42 -4.62 -0.10%
◆NASDAQ: 14113.70 -24.87 -0.18%
14日のNY株式相場は高安まちまち。ユナイテッドヘルス、JPモルガン・チェースなど好決算発表銘柄が上昇し、ダウ平均が上昇した一方、週初から大きく上昇した銘柄が利益確定売りに押されS&P500とナスダック総合が下落した。ダウ平均は終日プラス圏で推移し、113.89ドル高(+0.33%)の34509.03ドルと5日続伸して終了。終値で昨年11月30日以来の戻り高値を更新した。一方、S&P500とナスダック総合は朝方に昨年4月以来の戻り高値を更新したものの、S&P500が0.10%安、ナスダック総合が0.18%安と小幅に下落し、ともに5日ぶりに反落した。週間ではダウ平均が2.29%高、S&P500が2.42%高、ナスダック総合が3.32%高と主要3指数がそろって反発した。
ダウ平均採用銘柄は、第2四半期の調整後の一株当たり利益が予想を上回り、通期利益期見通しの下限を引き上げたユナイテッドヘルスが7.24%高となり1銘柄でダウ平均を213ドル余り押し上げたほか、決算がおおむね良好だったJPモルガン・チェースも0.60%上昇。このほか、メルク、コカ・コーラ、マイクロソフト、ホーム・デポなども0.6-0.9%上昇。一方、原油安を受けてシェブロンが2.50%安となったほか、ダウ・インク、シスコ・システムズ、インテル、ウォルト・ディズニーも2%超下落し、ダウ平均の重荷となった。S&P500の11セクターは、ヘルスケア、生活必需品、一般消費財の3セクターが上昇し、エネルギー、金融、コミュニケーション、素材、公益など8セクターが下落した。
経済指標は、7月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が72.6と6月分の64.4から上昇し、予想の65.5も上回った。併せて発表された同1年先期待インフレ率速報値が3.4%と6月分の3.3%から上昇し、同5年先期待インフレ率速報値も6月の3.0%から3.1%に上昇。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が注目する期待インフレ率が上昇したことでCMEのフェド・ウォッチが示す年末時点での0.50%の利上げ確率は前日の16%から25%に上昇した。
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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◆S&P500: 4505.42 -4.62 -0.10%
◆NASDAQ: 14113.70 -24.87 -0.18%
14日のNY株式相場は高安まちまち。ユナイテッドヘルス、JPモルガン・チェースなど好決算発表銘柄が上昇し、ダウ平均が上昇した一方、週初から大きく上昇した銘柄が利益確定売りに押されS&P500とナスダック総合が下落した。ダウ平均は終日プラス圏で推移し、113.89ドル高(+0.33%)の34509.03ドルと5日続伸して終了。終値で昨年11月30日以来の戻り高値を更新した。一方、S&P500とナスダック総合は朝方に昨年4月以来の戻り高値を更新したものの、S&P500が0.10%安、ナスダック総合が0.18%安と小幅に下落し、ともに5日ぶりに反落した。週間ではダウ平均が2.29%高、S&P500が2.42%高、ナスダック総合が3.32%高と主要3指数がそろって反発した。
ダウ平均採用銘柄は、第2四半期の調整後の一株当たり利益が予想を上回り、通期利益期見通しの下限を引き上げたユナイテッドヘルスが7.24%高となり1銘柄でダウ平均を213ドル余り押し上げたほか、決算がおおむね良好だったJPモルガン・チェースも0.60%上昇。このほか、メルク、コカ・コーラ、マイクロソフト、ホーム・デポなども0.6-0.9%上昇。一方、原油安を受けてシェブロンが2.50%安となったほか、ダウ・インク、シスコ・システムズ、インテル、ウォルト・ディズニーも2%超下落し、ダウ平均の重荷となった。S&P500の11セクターは、ヘルスケア、生活必需品、一般消費財の3セクターが上昇し、エネルギー、金融、コミュニケーション、素材、公益など8セクターが下落した。
経済指標は、7月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が72.6と6月分の64.4から上昇し、予想の65.5も上回った。併せて発表された同1年先期待インフレ率速報値が3.4%と6月分の3.3%から上昇し、同5年先期待インフレ率速報値も6月の3.0%から3.1%に上昇。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が注目する期待インフレ率が上昇したことでCMEのフェド・ウォッチが示す年末時点での0.50%の利上げ確率は前日の16%から25%に上昇した。
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DZH Finacial Research
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