市場概況
(20日終値:21日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=140.19円(20日15時時点比△0.87円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=156.03円(▲0.25円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1130ドル(▲0.0086ドル)
FTSE100種総合株価指数:7646.05(前営業日比△57.85)
ドイツ株式指数(DAX):16204.22(△95.29)
10年物英国債利回り:4.277%(△0.062%)
10年物独国債利回り:2.490%(△0.052%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
6月独生産者物価指数(PPI)
前月比 ▲0.3% ▲1.4%
7月仏企業景況感指数 100 100
5月ユーロ圏経常収支(季調済) 91億ユーロの黒字 38億ユーロの黒字
7月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)▲15.1 ▲16.1
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。しばらくは139円台半ばでのもみ合いが続いていたが、NYの取引時間帯に入ると堅調に推移した。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったが分かると、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ継続が意識されて、米10年債利回りが一時3.8701%前後まで急伸。全般ドル買いが優勢となり、前日の高値139.99円や12日の高値140.39円を上抜けて一時140.50円まで上値を伸ばした。
なお、23時発表の6月米景気先行指標総合指数や6月米中古住宅販売件数は予想を下回ったものの、相場の反応は限定的だった。
・ユーロドルは軟調。欧州中央銀行(ECB)の利上げ継続観測が後退する中、米雇用指標が良好な内容だったことが伝わると、米金利の上昇とともにドル買いが活発化した。市場では「今夏以降、ECBが利上げを一時停止する可能性が意識されている」との声も聞かれ、一時1.1119ドルと日通し安値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.97まで上昇した。
・ポンドドルはさえない。前日発表の6月英消費者物価指数(CPI)が下振れたことで、高インフレ継続への過度な懸念が後退。ポンドを動きが継続し、24時前に一時1.2840ドルと10日以来の安値を付けた。
・ユーロ円は小安い。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、しばらくは方向感が出なかったが、2時30分前に一時155.93円と日通し安値を付けた。
・ロンドン株式相場は3日続伸。前日の米国株相場が上昇し、年初来高値を更新したことで、リスク選好ムードが高まり買いが優勢となった。英インフレ指標の下振れで、高インフレ継続への過度な懸念が後退していることも引き続き買いを誘った。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われたほか、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は反発。前日の米国株相場が上昇し、年初来高値を更新すると独株にも買いが波及した。個別ではフレゼニウス(6.39%高)やシーメンス(1.98%高)、アリアンツ(1.78%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は下落。株高を受けた。
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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ドル・円相場:1ドル=140.19円(20日15時時点比△0.87円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=156.03円(▲0.25円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1130ドル(▲0.0086ドル)
FTSE100種総合株価指数:7646.05(前営業日比△57.85)
ドイツ株式指数(DAX):16204.22(△95.29)
10年物英国債利回り:4.277%(△0.062%)
10年物独国債利回り:2.490%(△0.052%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
6月独生産者物価指数(PPI)
前月比 ▲0.3% ▲1.4%
7月仏企業景況感指数 100 100
5月ユーロ圏経常収支(季調済) 91億ユーロの黒字 38億ユーロの黒字
7月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)▲15.1 ▲16.1
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。しばらくは139円台半ばでのもみ合いが続いていたが、NYの取引時間帯に入ると堅調に推移した。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったが分かると、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ継続が意識されて、米10年債利回りが一時3.8701%前後まで急伸。全般ドル買いが優勢となり、前日の高値139.99円や12日の高値140.39円を上抜けて一時140.50円まで上値を伸ばした。
なお、23時発表の6月米景気先行指標総合指数や6月米中古住宅販売件数は予想を下回ったものの、相場の反応は限定的だった。
・ユーロドルは軟調。欧州中央銀行(ECB)の利上げ継続観測が後退する中、米雇用指標が良好な内容だったことが伝わると、米金利の上昇とともにドル買いが活発化した。市場では「今夏以降、ECBが利上げを一時停止する可能性が意識されている」との声も聞かれ、一時1.1119ドルと日通し安値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.97まで上昇した。
・ポンドドルはさえない。前日発表の6月英消費者物価指数(CPI)が下振れたことで、高インフレ継続への過度な懸念が後退。ポンドを動きが継続し、24時前に一時1.2840ドルと10日以来の安値を付けた。
・ユーロ円は小安い。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、しばらくは方向感が出なかったが、2時30分前に一時155.93円と日通し安値を付けた。
・ロンドン株式相場は3日続伸。前日の米国株相場が上昇し、年初来高値を更新したことで、リスク選好ムードが高まり買いが優勢となった。英インフレ指標の下振れで、高インフレ継続への過度な懸念が後退していることも引き続き買いを誘った。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われたほか、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は反発。前日の米国株相場が上昇し、年初来高値を更新すると独株にも買いが波及した。個別ではフレゼニウス(6.39%高)やシーメンス(1.98%高)、アリアンツ(1.78%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は下落。株高を受けた。
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